保育士の過去問
平成31年(2019年)前期
児童家庭福祉 問52

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問題

保育士試験 平成31年(2019年)前期 児童家庭福祉 問52 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、家庭的保育事業に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  家庭的保育者は、保育士資格もしくは幼稚園教諭免許を有していなければならない。
B  家庭的保育事業では、家庭的保育者と家庭的保育補助者がいる場合、4名までの子どもの保育を行うことができる。
C  原則として、連携を行う保育所、幼稚園、及び認定こども園を適切に確保し、必要な支援を受けることが定められている。
D  満3歳以上であっても、保育の必要が認められ、かつ幼児の保育体制等が整備される場合は、家庭的保育者による保育が可能である。
  • ( A )○  ( B )○  ( C )×  ( D )×
  • ( A )×  ( B )○  ( C )○  ( D )○
  • ( A )×  ( B )○  ( C )○  ( D )×
  • ( A )×  ( B )×  ( C )○  ( D )○
  • ( A )×  ( B )×  ( C )×  ( D )○

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

A 家庭的保育者に関して国が定めた基準として
 *家庭的保育者は、市町村長が行う研修を修了し、保育士と同等以上の知識及び経験を有すると認められる者で、保育を行っている乳幼児の保育に専念できる者、児童福祉法第18条の5各号及び第34条の20第1項第4号のいずれにも該当しない者。
*家庭的保育補助者は、市町村長が行う研修を修了した者。
*調理業務を全部委託する場合、搬入施設から食事を搬入する場合は、調理員を置かないことができる。
とあり保育士資格または幼稚園教諭免許を有した者とは記載されていません。

B 家庭的保育者1人で保育できる子どもの人数は3人まで、家庭的保育補助者がいる場合は、5人まで保育を行うことができます。

C 適切な文章です。

D 適切な文章です。

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02

正解は4です。

Aは「家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準」の第23条第2項を参照してください。

家庭的保育者の要件は市町村長が行う研修を修了した保育士、又は保育士と同等以上の知識及び経験を有すると市町村長が認める者で、1保育を行っている乳幼児の保育に専念できる者 2児童福祉法第十八条の五各号及び同法第三十四条の二十第一項第四号のいずれにも該当しない者とあります。
よってAは間違いです。

Bは同じく「家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準」の第23条第3項を参照してください。

家庭的保育補助者がいる場合は5人以下が正解です。

C、D は適切な記述です。

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03

Aの記述は不適切です。
家庭的保育者となる要件としては、「保育士」「看護師、幼稚園教諭、その他の者が研修を修了し、市町村長が家庭的保育者として適当と認める者」であって市町村が行う研修を修了した者とされており、必ず保育士・幼稚園教諭の資格を有していなければならないわけではありません。

Bの記述は不適切です。
家庭的保育者と家庭的保育補助者がいる場合、4名ではなく、5名までの子どもの保育を行うことができる、とされています。

Cは適切な記述です。

Dは適切な記述です。

よって正解の組み合わせは4となります。

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