保育士の過去問
平成31年(2019年)前期
社会福祉 問70
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問題
保育士試験 平成31年(2019年)前期 社会福祉 問70 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、福祉サービスを必要とする地域住民に対するアセスメントに関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A アセスメントは、利用者のニーズの全体像をまとめることが目的であり、利用者が利用できる社会資源の評価は行わない。
B アセスメントにおいて、利用者の身体的状況、精神的状況の把握を行う必要がある。
C アセスメントにおいて、家族関係の把握を行う必要がある。
D アセスメントにおいて、必要不可欠な情報収集のみを行うため、近所付き合いのない利用者については、近隣住民同士の人間関係の把握は行わない。
A アセスメントは、利用者のニーズの全体像をまとめることが目的であり、利用者が利用できる社会資源の評価は行わない。
B アセスメントにおいて、利用者の身体的状況、精神的状況の把握を行う必要がある。
C アセスメントにおいて、家族関係の把握を行う必要がある。
D アセスメントにおいて、必要不可欠な情報収集のみを行うため、近所付き合いのない利用者については、近隣住民同士の人間関係の把握は行わない。
- ( A )○ ( B )○ ( C )○ ( D )×
- ( A )○ ( B )○ ( C )× ( D )○
- ( A )○ ( B )× ( C )○ ( D )×
- ( A )× ( B )○ ( C )○ ( D )×
- ( A )× ( B )× ( C )× ( D )○
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この過去問の解説 (3件)
01
アセスメントとは、クライエントの社会生活上の背景を深く考えていくために、そのクライエントを多面的に問題を捉えて分析し、問題解決への過程、評価を言います。
A × 不適切です。
社会資源とは「支援に活用できるヒト、モノ、財源、情報」のことです。
アセスメントでは、利用者が利用できる社会資源の評価が必要です。
B 〇 適切です。
利用者の身体的状況、精神的状況の把握を行います。
C 〇 適切です。
家族関係の把握を行います。また、友人関係なども把握します。
D × 不適切です。
たとえ近所付き合いがなくても、近隣住民同士の人間関係は利用者に影響を与えることがあるので把握する必要があります。
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02
アセスメントとは、介護過程の第一段階において、利用者の課題分析をする為に、何を求めているのかを正しく知るために行われる評価や査定のことを示しています。利用者が利用できる社会資源の評価も重要です。
Bの記述は○です。適切な記述です。
利用者の身体的状況、精神的状況の把握も大切です。
Cの記述は○です。適切な記述です。
家族関係も課題の分析のために重要な情報となります。
Dの記述は×です。不適切な記述です。
現状近所付き合いがない場合でも、近隣住民同士の人間関係も今後なんらかの支援につながる場合があるので重要です。
よって正解の組み合わせは4となります。
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03
アセスメントとは、クライアントの解決するべき問題や課題を把握するために情報を収集し、分析することです。問題解決のために様々な角度から情報を収集します。
A × 不適切です。
アセスメントでは社会資源の活用も考えなければなりません。
B 〇 適切です
C 〇 適切です。
D × 不適切です。
アセスメントでは問題状況の把握も必要です。
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