保育士の過去問
平成31年(2019年)前期
保育の心理学 問86

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問題

保育士試験 平成31年(2019年)前期 保育の心理学 問86 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、幼児のものの見方や考え方に関する記述である。( A )∼( D )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

メタ認知とは、目標達成のために現在の自己の状態を監視・調整する( A )や、それに伴う( B )なども含まれる。幼児期( C )から徐々に発達し、出来事を順序立てて話したり、園では当番活動ができたり、忘れ物をせずに帰り支度ができるなど、( D )に添った行動を可能にする。

【語群】
ア:プラン   イ:モニタリング  ウ:シェマ  エ:感情体験
オ:プライミング  カ:意識体験  キ:後半  ク:前半

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は1番です。

メタ認知とは、目標達成のために現在の自己の状態を監視・調整する( A モニタリング )や、それに伴う( B 感情体験 )なども含まれます。幼児期( C 後半 )から徐々に発達し、出来事を順序立てて話したり、園では当番活動ができたり、忘れ物をせずに帰り支度ができるなど、( D プラン )に添った行動を可能にします。

モニタリングとは、現在の自分の状態や思考過程をモニターすることです。

シェマは、ピアジェの発達段階で、2歳までの6段階の活動の単位のことを言います。

プライミング(効果)とは、事前に見聞きしたことがその後の判断や行動に影響を与えることを言います。

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02

正解は1です。

メタ認知の「メタ」とは「高次の」という意味です。認知とは知覚、記憶、学習、言語、思考といったことであり、より高い視点から、客観的に自分を認知することにより自分自身の認知行動を把握することができる能力のことです。

A イ:モニタリング 

B エ:感情体験

C キ:後半 

D ア:プラン  

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03

設問の空欄に正しい文章を当てはめると、下記のような文章になります。

メタ認知とは、目標達成のために現在の自己の状態を監視・調整する(A モニタリング)や、それに伴う(B 感情体験)なども含まれます。幼児期(C 後半)から徐々に発達し、出来事を順序立てて話したり、園では当番活動ができたり、忘れ物をせずに帰り支度ができるなど、(D プラン)に添った行動を可能にします。

よって、正解の組み合わせは1となります。

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