保育士の過去問
平成31年(2019年)前期
保育の心理学 問90

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問題

保育士試験 平成31年(2019年)前期 保育の心理学 問90 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、排泄の習慣に関する記述である。適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  1歳以上3歳未満児では、排泄の自立のための身体的機能も整うので、便器での排泄になれ、自分で排泄ができるようになることをめざす。
B  排泄は、身体の成熟や神経系の成熟などが関係するため、排泄機能が未成熟な状態で、トイレット・トレーニングをしても子どもの負担になる。
C  子どもは1歳を過ぎると、他者の模倣を盛んにするようになっていく。保育所のトイレット・トレーニングでは、子どもは他児をモデルとして排泄する姿もみられる。
D  排泄の習慣を形成する時期については、社会や文化、そして時代の影響を受ける。
  • ( A )○  ( B )○  ( C )○  ( D )○
  • ( A )○  ( B )○  ( C )○  ( D )×
  • ( A )○  ( B )×  ( C )×  ( D )○
  • ( A )×  ( B )○  ( C )○  ( D )×
  • ( A )×  ( B )×  ( C )×  ( D )○

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は1番です。

A 〇 適切です。
保育所保育指針の解説に「1歳以上3歳未満児の保育に関わるねらい及び内容」に記されています。

B 〇 適切です。
個人差があるため、子どもの様子に合わせた援助が必要です。

C 〇 適切です。
保育所では、排泄以外の場面でも他児をモデルにし、見通しをもつ場面があります。

D 〇 適切です。
布おむつが主流だったときは、1歳ごろからトイレトレーニングをしていました。1980年ごろから、紙おむつが販売されています。

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02

1の記述は○です。適切な記述です。
トイレトレーニングを始める目安として、一人で上手に歩けるようになり、大人の言葉を理解し、簡単な受け答えができ、おしっこの感覚が2時間以上あくようになったらとされています。


2の記述は○です。適切な記述です。
子どもの発育の状態や様子をしっかりと見て、適切な時期に始めることが大切です。

3の記述は○です。適切な記述です。
お友達や兄や姉の姿に刺激され、自分もやる気になることもあります。

4の記述は○です。適切な記述です。
例として、紙おむつが普及しておらず、布おむつが主流だった時代は、親の洗濯等の負担から、現在よりも早めに排泄の自立を促す傾向があったようです。

よって正解の組み合わせは1となります。

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03

正解は1です。

A 〇 適切です。
保育所保育指針に「便器での排泄に慣れ、自分で排泄ができるようになる。 」とあります。

B 〇 適切です。
子どものプライドを傷つけないように配慮することが必要です。

C 〇 適切です。

D 〇 適切です。

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