保育士の過去問
平成31年(2019年)前期
保育実習理論 問150

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

保育士試験 平成31年(2019年)前期 保育実習理論 問150 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」のある時期における(1)「基本的事項」の一部である。以下の文を説明したものとして、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

本項の各領域において示す保育の内容は、第1章の2に示された養護における「生命の保持」及び「情緒の安定」に関わる保育の内容と、一体となって展開されるものであることに留意が必要である。

A この文は、「乳児保育に関わるねらい及び内容」の「基本的事項」に示されている。
B この文は、「1歳以上3歳未満児の保育に関わるねらい及び内容」の「基本的事項」に示されている。
C この文は、「3歳以上児の保育に関するねらい及び内容」の「基本的事項」に示されている。
  • ( A )○  ( B )○  ( C )○
  • ( A )○  ( B )○  ( C )×
  • ( A )○  ( B )×  ( C )×
  • ( A )×  ( B )○  ( C )○
  • ( A )×  ( B )×  ( C )○

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

第2章「保育の内容」は、主に教育に関わる側面からの視点を示しているものですが、「保育所保育において、養護と教育は切り離せるものではないことに留意する必要がある」と記されています。

A:×
「本項の各領域において」ではなく「本項の各視点において」とあります。乳児の育つ姿を尊重する時、その保育の内容として「健やかに伸び伸びと育つ」「身近な人と気持ちが通じ合う」「身近なものと関わり感性が育つ」という三つの視点が示されています。乳児の保育は「養護及び教育の一体性を特に強く意識して行われること」と強調されています。

B:〇
この項目以降、五領域:「健康」「人間関係」「環境」「言葉」「表現」と関わる保育の内容が示されます。Aの解説で示した、「乳児保育の内容の三つの視点」と連続するものであることを意識することとされています。

C:〇
3歳以上児のねらい及び内容は、それまでの発達の積み重ねの上にあるものです。この項目で述べる五つの領域のねらい及び内容は、Aの乳児保育の三つの視点、Bの1歳以上3歳未満児の保育の五つの領域のねらい及び内容と、発達的な連続性をもったものです。これらを踏まえ、保育の内容を展開することが重要です。



参考になった数16

02

正解は4です。
保育所保育指針は、平成29年に改訂され、平成30年4月から施行されています。

A × 不適切です。
「保育所保育指針」第2章「保育の内容」1「乳児保育に関わるねらい及び内容」(1)「基本的事項」ウに「本項の各領域において示す」ではなく「本項の各視点において示す」とあります。

B 〇 適切です。
この文は、「1歳以上3歳未満児の保育に関わるねらい及び内容」の「基本的事項」に示されています。

C 〇 適切です。
この文は、「3歳以上児の保育に関するねらい及び内容」の「基本的事項」に示されています。

参考になった数5

03

正解は4です。

A 不適切です。「乳児保育に関わるねらい及び内容」の「基本的事項」では、「本項の各領域において示す保育の内容」ではなく、「本項の各視点において示す保育の内容」となっています。

B 適切です。

C 適切です。

参考になった数1