保育士の過去問
令和元年(2019年)後期
保育の心理学 問92

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問題

保育士試験 令和元年(2019年)後期 保育の心理学 問92 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、感情と自己に関する記述である。( A )~( D )にあてはまる用語を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

・子どもは遊びの中で、思うように自分を表現したり、自分の力でやり遂げたりできることに自信を持ち、( A )を感じるようになる。
・幼児は、ごっこ遊びを通してお母さんやヒーローのように、自分にはできないことができる人にあこがれ、( B )し、自分の中に取り込む。
・自分も使いたかった一つしかないおもちゃを貸してあげるといった( C )が起こるためには、仲間の考えや感情を理解し、相手と同じ感情を自分も共有することができることを必要とする。
・自分の世界を持ち始めると、自分がしていることやしたことを「見て、見て」と他者に訴えるようになる。他者の視線を自分に集めて( D )し、自己を拡張していく。

【語群】
ア 自己高揚   イ 自己肯定感  ウ 向社会的行動  エ 自己顕示
オ 他律的行動  カ 自己制御感  キ 社会化     ク 同一視
  • A:イ  B:キ  C:ウ  D:ア
  • A:イ  B:ク  C:ウ  D:エ
  • A:カ  B:キ  C:オ  D:エ
  • A:カ  B:ク  C:オ  D:ア
  • A:カ  B:ク  C:オ  D:エ

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この過去問の解説 (3件)

01

設問の空欄に正しい語句をあてはめると下記のようになります。

・子どもは遊びの中で、思うように自分を表現したり、自分の力でやり遂げたりできることに自信を持ち、(A自己肯定感)を感じるようになる。

・幼児は、ごっこ遊びを通してお母さんやヒーローのように、自分にはできないことができる人にあこがれ、(B同一視)し、自分の中に取り込む。

・自分も使いたかった一つしかないおもちゃを貸してあげるといった(C向社会的行動)が起こるためには、仲間の考えや感情を理解し、相手と同じ感情を自分も共有することができることを必要とする。

・自分の世界を持ち始めると、自分がしていることやしたことを「見て、見て」と他者に訴えるようになる。他者の視線を自分に集めて(D自己顕示)し、自己を拡張していく。

よって正解の組み合わせは2となります。

子どもたちは、遊びを通じて、身体的・社会的・精神的に様々な成長を繰り返します。このことからも、子どもの成長にとって「遊び」は必要不可欠なものだと考えられます。

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02

正解は【2】です。

A・・・イ)自己肯定感
様々な遊びを通し、自分をありのまま表現することで、そしてそれを大人や友達に受け入れてもらうことで、自分が大切な存在ということを積み重ねることになります。

B・・・ク)同一視
自分にはない他者の優れた部分を取り入れ、自分自身と重ねることで自分の価値を高めようとする心の動きです。

C・・・ウ)向社会的行動
子どもたちは他者を思いやれるように発達していきます。

D・・・エ)自己顕示

参考になった数12

03

正解は2です。
以下が正しい文章です。

・子どもは遊びの中で、思うように自分を表現したり、自分の力でやり遂げたりできることに自信を持ち、( A自己肯定感 )を感じるようになる。
・幼児は、ごっこ遊びを通してお母さんやヒーローのように、自分にはできないことができる人にあこがれ、( B同一視 )し、自分の中に取り込む。
・自分も使いたかった一つしかないおもちゃを貸してあげるといった( C向社会的行動 )が起こるためには、仲間の考えや感情を理解し、相手と同じ感情を自分も共有することができることを必要とする。
・自分の世界を持ち始めると、自分がしていることやしたことを「見て、見て」と他者に訴えるようになる。他者の視線を自分に集めて( D自己顕示 )し、自己を拡張してい

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