保育士の過去問
令和元年(2019年)後期
子どもの保健 問101
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問題
保育士試験 令和元年(2019年)後期 子どもの保健 問101 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、熱中症予防についての記述である。適切な記述を一つ選びなさい。
- 熱中症予防には、気温、湿度、日射・輻射、気流を加味した暑さ指数が参考になる。
- 熱中症は子どもでは起こりにくい。
- 熱中症は室内では起こらない。
- 喉が乾いてから水分補給をすると、熱中症予防の効果がある。
- 水の中では汗をかかないため、プール遊びで熱中症は起こらない。
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この過去問の解説 (3件)
01
1:〇
夏場は毎日チェックして、熱中症予防のため活動内容を変更するなどの柔軟さも必要でしょう。
2:×
子どもは大人に比べ、暑さに弱く熱中症になりやすいと言われています。
3:×
室内での熱中症も数多く報告されています。
4:×
喉が渇く前からこまめに水分補給をすることが熱中症予防になります。
5:×
プールや海など水の中にいても熱中症になるおそれはあります。
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02
1 適切です。熱中症予防には、気温、湿度、日射・輻射、気流を加味した暑さ指数が参考になります。
2 子どもでも熱中症になる可能性は十分にあります。
3 室内の温度や湿度が上がりすぎると室内でも熱中症が起こる原因となります。
4 喉が乾いてからではなく、乾く前にこまめに水分補給をすることが熱中症対策になります。
5 水の中でも運動をすると汗をかきます。そのため水中でも熱中症を起こす可能性はあります。
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03
1 ○
暑さ指数は、
熱中症予防のために開発されました。
人体と外気との熱のやりとりに着目し、
気温、湿度、日射・輻射、気流を加味して,
暑さを表しています。
2 ×
子どもは熱中症を起こしやすいといわれています。
新陳代謝が活発で、体温が高い上、
汗腺が発達途中なので、
体温のコントロールが難しいためです。
3 ×
熱中症は、次のような環境下で
起こりやすいといわれています。
・ 気温が高い、湿度が高い
・ 風が弱い、日差しが強い
・ 照り返しが強い
・ 急に暑くなった
上記のような条件がそろえば、
室内外にかかわらず
熱中症を起こす可能性があります。
4 ×
熱中病を予防するための水分補給は、
喉がかわく前に、こまめに行うようにします。
なお、熱中症予防するには、
水分補給のほかにも、
次のような対応を行います。
・帽子や日傘などにより直射日光を避ける
・エアコンなどで室温や湿度、気流を調整する
・通気性がよい素材やデザインの衣類を選ぶ など
5 ×
プール遊び中は、
汗をかいていることに
気がつきにくい状態であるといえます。
また、十分に水分補給ができなかったり、
気温や湿度が高い、あるいは、
風が弱く、
直射日光が当たりやすかったりする場所で
プール遊びを行ったりすれば、
熱中症を起こしやすくなってしまいます。
適切な記述を選ぶので、
正解は1となります。
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