保育士の過去問
令和元年(2019年)後期
子どもの食と栄養 問137
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問題
保育士試験 令和元年(2019年)後期 子どもの食と栄養 問137 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文のうち、「保育所における食事の提供ガイドライン」(平成24年:厚生労働省)における保育所における食事の提供の「評価のポイント」の一部として誤った記述を一つ選びなさい。
- 地域の保護者に対して、食育に関する支援ができているか
- 調理員や栄養士の役割が明確になっているか
- 乳幼児期の発育・発達に応じた食事の提供になっているか
- 子どもの食事環境や食事の提供の方法が適切か
- 「食育の計画」は保育所における食事の提供に特化して作成しているか
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この過去問の解説 (3件)
01
評価のポイントは次のとおりです。
1.保育所の理念、目指す子どもの姿に基づいた「食育の計画」を作成しているか
2.調理員や栄養士の役割が明確になっているか
3.乳幼児期の発育・発達に応じた食事の提供になっているか
4.子どもの生活や心身の状況に合わせて食事が提供されているか
5.子どもの食事環境や食事の提供の方法が適切か
6.保育所の日常生活において、「食」を感じる環境が整っているか
7.食育の活動や行事について、配慮がされているか
8.食を通した保護者への支援がされているか
9.地域の保護者に対して、食育に関する支援ができているか
10.保育所と関係機関との連携がとれているか
1 ○
「9」に書かれています。
2 ○
「2」に書かれています。
3 ○
「3」に書かれています。
4 ○
「5」に書かれています。
5 ×
問題文は書かれていません。
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02
「保育所における食事の提供ガイドライン」には下記の記述があります。
9.地域の保護者に対して、食育に関する支援ができているか
・地域の保護者の不安解消や相談に対応できる体制が整っている。
・地域の保護者に向けて、「食」への意識が高まるような支援を行っている。
・地域の子育て支援の関係機関と連携して、情報発信や情報交換、講座の開催、試食会など
を行っている。
2の記述は適切です。
「保育所における食事の提供ガイドライン」には下記の記述があります。
2.調理員や栄養士の役割が明確になっているか
・食に関わる人(調理員、栄養士)が、子どもの食事の状況をみている。
・食に関わる人(調理員、栄養士)が保育内容を理解して、献立作成や食事の提供を行って
いる。
・喫食状況、残食(個人と集団)などの評価を踏まえて調理を工夫している。また、それが明
確にされている。
3の記述は適切です。
「保育所における食事の提供ガイドライン」には下記の記述があります。
3.乳幼児期の発育・発達に応じた食事の提供になっているか
・年齢や個人差に応じた食事の提供がされている。
・子どもの発達に応じた食具を使用している。
・保護者と連携し、発育・発達の段階に応じて離乳を進めている。
・特別な配慮が必要な子どもの状況に合わせた食事提供がされている。
4の記述は適切です。
「保育所における食事の提供ガイドライン」には下記の記述があります。
5.子どもの食事環境や食事の提供の方法が適切か
・衛生的な食事の提供が行われている。
・大人や友達と、一緒に食事を楽しんでいる。
・食事のスタイルに工夫がなされている(時には外で食べるなど)。
・温かい物、できたての物など、子どもに最も良い状態で食事が提供されている。
5の記述は不適切です。
「保育所における食事の提供ガイドライン」にはそういった記述はありません。
よって正解の不適切な記述は5となります。
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03
「保育所における食事の提供ガイドライン」の「評価のポイント」は以下の10項目になります。
・保育所の理念、目指す子どもの姿に基づいた「食育の計画」を作成しているか
・調理員や栄養士の役割が明確になっているか
・乳幼児期の発育・発達に応じた食事の提供になっているか
・子どもの生活や心身の状況に合わせて食事が提供されているか
・子どもの食事環境や食事の提供の方法が適切か
・保育所の日常生活において、「食」を感じる環境が整っているか
・食育の活動や行事について、配慮がされているか
・食を通した保護者への支援がされているか
・地域の保護者に対して、食育に関する支援ができているか
・保育所と関係機関との連携がとれているか
5の記述は上記にないので5が不適切な記述になります。
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