保育士の過去問
令和元年(2019年)後期
子どもの食と栄養 問138

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問題

保育士試験 令和元年(2019年)後期 子どもの食と栄養 問138 (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、下痢をしている子どもへ提供する食事として最も不適切なものを一つ選びなさい。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。

下痢をしているときには、
おかゆやささみ肉、豆腐、白身魚、温泉卵、
柔らかく煮た野菜、プリン、ヨーグルトなど、
柔らかく消化の良いものを選びます。
また、よく噛んで体温に近い温度で
摂るようにします。
そして、次のような食品は控えるようにします。

・海藻、こんにゃく、キノコなどの
食物繊維の多いもの

・辛い食べ物、コーヒー、炭酸飲料などの
刺激の強いもの

・豆やいも類、かぼちゃなどの
ガスを発生しやすいもの

・アイスクリームや氷の入ったジュースなど
冷たいもの

・から揚げ、焼肉などの脂肪分の多いもの

以上より、
食物繊維の豊富な食物の一つである
2 ごぼうの煮物は、
下痢をしている時には
ふさわしくないものと考えられます。

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02

下痢をしている子どもに与えるのにふさわしい食べ物は、まず柔らかく消化のしやすいもの、そしてお腹を刺激しないように冷たすぎたり熱すぎたりしないもの、薄味のものを選びます。

1 3 4 5の食材は上記の条件に当てはまるので適切な食べ物です。

2のごぼうの煮物は不適切です。
ごぼうは繊維が多く、消化の難しい食材です。便秘のときには便通を良くする作用もあるので適していますが、下痢のときには逆効果です。

よって正解の不適切な記述は2となります。

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03

正解は2です。

下痢をしている子どもの食事に適しているものは、消化に良く、柔らかく食べやすいものです。また低脂肪高タンパク質のものも適しています。

1のおかゆや4のだいこんのやわらか煮は、消化によく食べやすいので下痢をしている時の食事に適しています。
2の豆腐すり流しと5の卵豆腐も低脂肪高タンパク質であるという点で下痢をしている時の食事に適しています。

2のごぼうの煮物ですが、ごぼうは繊維が多くかたいため、消化しづらい食べ物です。お腹の働きが弱っている下痢の時は食べるのを控えた方が良いです。

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