保育士の過去問
令和2年(2020年)後期
保育原理 問11
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問題
保育士試験 令和2年(2020年)後期 保育原理 問11 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、障害児保育についての記述である。「保育所保育指針」第1章「総則」の3「保育の計画及び評価」( 2 )「指導計画の作成」に照らして適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 保育所は、全ての子どもが、日々の生活や遊びを通して共に育ち合う場であるため、一人一人の子どもが安心して生活できる保育環境となるよう、障害や様々な発達上の課題など、状況に応じて適切に配慮する必要がある。
B 保育所では、障害のある子どもを含め、全ての子どもが自己を十分に発揮できるよう見通しをもって保育することが重要であり、障害のある子どもの指導計画はクラス等の指導計画に含めて作成するため、個別の計画を作成する必要はない。
C 障害や発達上の課題のある子どもの理解と援助は、子どもの保護者や家庭との連携が大切であり、連携を通して保護者が保育所を信頼し、子どもについての共通理解の下に協力し合う関係を形成する。
D 障害のある子どもの保育にあたっては、専門的な知識や経験を有する地域の児童発達支援センターや児童発達支援を行う医療機関などの関係機関と連携し、互いの専門性を生かしながら、子どもの発達に資するよう取り組んでいくことが必要である。
A 保育所は、全ての子どもが、日々の生活や遊びを通して共に育ち合う場であるため、一人一人の子どもが安心して生活できる保育環境となるよう、障害や様々な発達上の課題など、状況に応じて適切に配慮する必要がある。
B 保育所では、障害のある子どもを含め、全ての子どもが自己を十分に発揮できるよう見通しをもって保育することが重要であり、障害のある子どもの指導計画はクラス等の指導計画に含めて作成するため、個別の計画を作成する必要はない。
C 障害や発達上の課題のある子どもの理解と援助は、子どもの保護者や家庭との連携が大切であり、連携を通して保護者が保育所を信頼し、子どもについての共通理解の下に協力し合う関係を形成する。
D 障害のある子どもの保育にあたっては、専門的な知識や経験を有する地域の児童発達支援センターや児童発達支援を行う医療機関などの関係機関と連携し、互いの専門性を生かしながら、子どもの発達に資するよう取り組んでいくことが必要である。
- A:○ B:○ C:○ D:×
- A:○ B:○ C:× D:○
- A:○ B:× C:○ D:○
- A:× B:○ C:× D:×
- A:× B:× C:○ D:×
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この過去問の解説 (3件)
01
A ○
障害のある子も無い子も、共に成長出来る様に配慮します。
B ×
記述文の最後にある「個別の計画を作成する必要はない。」のみ×です。子どもの状況などに応じ、家庭や関係機関との連携した支援計画を個別に作成することを求めています。
C ○
障害の無い子どもと同様に、障害や発達上の課題のある子どもの理解や援助は、保護者との信頼関係を元に協力して行います。
D ○
関係機関との連携により、多角的に障害のある子どもの発達を捉え、障害やその子の個性に即した保育を行えるよう努めます。
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02
A 適切です。子どもの発達や成長には個人差があります。そのことを受け止め、個々に応じた配慮をする必要があります。
B 不適切です。障害や病気など、特別な配慮の必要な子どもに対しては、専門の機関と連携を取りながら、より良い支援を行うためにも個別に指導計画を立てる必要があります。
C 適切です。どの子どもに対してもそうですが、発達に課題のある子、医療的ケアを必要とする子どもへの支援は保護者との密な連携が特に重要となります。互いの信頼関係を築くことにより、より良い支援と保育を行うことができます。
D 適切です。特別な配慮の必要な子どもの支援にあたって、医療機関や発達支援センターなど、専門機関との連携も重要になります。
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03
保育所保育指針」第1章「総則」の3「保育の計画及び評価」( 2 )「指導計画の作成」を参照してください
A ○ 適切です
記述の通りです。
B × 不適切です
障害のある子どもは子どもの状況に応じた保育を実施する観点から、家庭や関係機関と連携した支援のための計画を個別に作成する必要があります
C ○ 適切です
記述の通りです
D ○ 適切です
記述の通りです
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