保育士の過去問
令和2年(2020年)後期
子ども家庭福祉 問43
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問題
保育士試験 令和2年(2020年)後期 子ども家庭福祉 問43 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文のうち、「児童福祉法」における保育士に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 保育士となる資格を有する者が保育士となるには、市町村に備える保育士登録簿に必要事項の登録を受けなければならない。
B 保育士資格は業務独占資格である。
C 保育士は、正当な理由がなく、その業務に関して知り得た人の秘密を漏らしてはならないが、保育士でなくなった後は、このかぎりではない。
D 保育士は、保育士の信用を傷つけるような行為をしてはならない。
A 保育士となる資格を有する者が保育士となるには、市町村に備える保育士登録簿に必要事項の登録を受けなければならない。
B 保育士資格は業務独占資格である。
C 保育士は、正当な理由がなく、その業務に関して知り得た人の秘密を漏らしてはならないが、保育士でなくなった後は、このかぎりではない。
D 保育士は、保育士の信用を傷つけるような行為をしてはならない。
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この過去問の解説 (3件)
01
A ×
第18条の18にあります。市町村ではなく、都道府県にて登録をします。
B ×
第18条の23にあります。名称独占資格です。業務内容は保育士という名称を用いなければ行えるものもあります。
C ×
第18条の22にあります。保育士でなくなった後も、秘密保持に努めます。正し、虐待などの正当な理由のある場合は、秘密保持の義務にあたりません。
D ○
第18条の21にあります。大切な子どもを預かる立場なので、信頼関係を傷付けるような行為はしません。
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02
A 不適切です。保育士登録簿は「市町村」ではなく「都道府県」に備えられています。
B 不適切です。保育士資格は「業務独占資格」ではなく「名称独占資格」です。
C 不適切です。業務で知り得た子どもの情報などは現場を離れたあとも守秘義務によって守られています。よって保育士はどのような状況にあっても子どもやその環境について他者に漏らしてはなりません。
D 適切です。「保育士は、保育士の信用を傷つけるような行為をしてはならない。」と児童福祉法第18条の2において定められています。
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03
A × 不適切です。
「児童福祉法」第18条の18の2によると保育士登録簿は、市町村ではなく、都道府県に備えています。
B × 不適切です。
「児童福祉法」第18条の23によると業務独占資格ではなく、名称独占資格です。
C × 不適切です。
「児童福祉法」第18条の22では保育士でなくなった後においても守秘義務があります。
D ○ 適切です。
「児童福祉法」第18条の21に定められています。
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