保育士の過去問
令和2年(2020年)後期
社会福祉 問65
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問題
保育士試験 令和2年(2020年)後期 社会福祉 問65 (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、「労働基準法」に規定されているものとして、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 出産育児一時金の支給
B 出産手当金の支給
C 妊産婦の時間外労働の制限
D 小学校就学の始期に達するまでの子を養育する労働者の時間外労働の制限
A 出産育児一時金の支給
B 出産手当金の支給
C 妊産婦の時間外労働の制限
D 小学校就学の始期に達するまでの子を養育する労働者の時間外労働の制限
- A:○ B:○ C:○ D:○
- A:○ B:○ C:× D:○
- A:○ B:× C:○ D:×
- A:× B:○ C:× D:○
- A:× B:× C:○ D:×
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この過去問の解説 (3件)
01
A ×
出産育児一時金の支給については、
「健康保険法」第百一条に
定められています。
B ×
出産手当金については、
「健康保険法」第百二条に
定められています。
C ○
妊産婦の時間外労働の
制限については、
「労働基準法」第六十六条に
定められています。
D ×
小学校就学の始期に
達するまでの子を
養育する労働者の
時間外労働の制限については、
「育児休業、介護休業等育児
又は家族介護を行う
労働者の福祉に関する法律
(育児・介護休業法)」
第十七条に定められています。
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02
A ×です。
「出産育児一時金の支給」は、
「健康保険法 第101条」に記載があります。
被保険者が出産した際には、
政令で定める金額を支給すると記されています。
B ×です。
「出産手当金の支給」は、「健康保険法 第102条」に
記載があります。
被保険者が出産した際には、
出産の日以前42日から出産の日後56日までの間に、
労務に服さなかった期間において、
出産手当金を支給すると記されています。
C ○です。
「妊産婦の時間外労働の制限」は、
「労働基準法 第66条 第2項」に記されています。
妊産婦が請求した場合においては、時間外労働、
休日出勤はさせてはならないと記載があります。
D ×です。
「小学校就学の始期に達するまでの子を
養育する労働者の時間外労働の制限」は、
「育児休業、介護休業等育児又は
家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」の、
「第17条」に記載があります。
制限時間(1月において24時間、
1年について150時間)を超えて
労働時間の延長は認められていません。
なお、この法律は、
通称「育児介護休業法」と呼ばれます。
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03
A × 不適切です。
出産育児一時金の支給は「健康保険法」が根拠になっています。
B × 不適切です。
出産手当金の支給は「健康保険法」が根拠になっています。
C 〇 適切です。
労働基準法第66条に規定されています。
D × 不適切です。
「育児・介護休業法」第17条に規定されています。
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