保育士の過去問
令和2年(2020年)後期
保育の心理学 問82
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問題
保育士試験 令和2年(2020年)後期 保育の心理学 問82 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、子どもの言葉の発達に関わる様子を記したものである。A~Dを発達の順に並べた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 子どもは、保育者の指さした方向を見ることができるようになってくる。保育者が「あ、わんわんがいるよ」「電車来たね」など言葉を添えながら指さしをして、子どもとものとを交互に見ると、子どもはその対象を見ることができる。
B 子どもは、応答の指さしができるようになってくる。保育者が「○○どれ?」と目や口などの身体の部位をたずねたり、車や犬など絵に描かれているものをたずねたりすると、子どもは聞かれたものを指さす。
C 子どもは、保育者が子どもの目の前でくまのぬいぐるみを揺らしながら「ほら、くまさんよ」と注意をひくと、そのぬいぐるみを見るようになる。
D 子どもは、指さしによって自分の思いを伝えることができるようになってくる。子どもが、犬を見つけた時「あ!」と声をあげて指さしをして、保育者に「見て」「見つけたよ」などの思いを伝えるようになる。
A 子どもは、保育者の指さした方向を見ることができるようになってくる。保育者が「あ、わんわんがいるよ」「電車来たね」など言葉を添えながら指さしをして、子どもとものとを交互に見ると、子どもはその対象を見ることができる。
B 子どもは、応答の指さしができるようになってくる。保育者が「○○どれ?」と目や口などの身体の部位をたずねたり、車や犬など絵に描かれているものをたずねたりすると、子どもは聞かれたものを指さす。
C 子どもは、保育者が子どもの目の前でくまのぬいぐるみを揺らしながら「ほら、くまさんよ」と注意をひくと、そのぬいぐるみを見るようになる。
D 子どもは、指さしによって自分の思いを伝えることができるようになってくる。子どもが、犬を見つけた時「あ!」と声をあげて指さしをして、保育者に「見て」「見つけたよ」などの思いを伝えるようになる。
- A → C → B → D
- A → C → D → B
- C → A → B → D
- C → A → D → B
- D → C → A → B
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この過去問の解説 (3件)
01
A 生後9か月ころから他人の指さしたほうを見たり、他人の視線を追って同じものに注意を向けたりすることができるようになります。
B 生後1歳半ころから「○○どれ?」という質問に指さしで答えることができるようになります。これを「応答の指差し」といいます。
C 生後3か月ころから注意を引くと視線を向けるようになります。
D 生後1歳ころから自分の要求を指さしで表現できるようになります。これを「要求の指さし」といいます。
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02
C → A → D → Bの順になります。
C 生後3〜4ヶ月ごろ
保育者が子どもの目の前で注意をひくと、
目を向けるようになります。
A 生後9〜10ヶ月ごろ
保育者の指差した方向に、
自分も目を向けることができるようになります。
これは、もう少しで指差ができるようになるという
サインになります。
D 生後1歳ごろ
子ども自身が興味があるものを見つけ、
指差によって保育者に、
自分の思いを伝えるようになります。
これを「共感の指差し」と言います。
B 生後1歳半ごろ
保育者が「○○どれ?」と尋ねると、
その答えを指さすことができるようになります。
「応答の指差し」と言われます。
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03
A :生後9〜10ヶ月頃になると、
指をさした方向を見ることが
できるようになります。
B:生後1歳半を過ぎた頃から、
保育者が尋ねると、
それを指さすことが
できるようになります。
C :生後3〜4ヶ月頃になると、
保育者が注意をひくと、
その方向を見ることが
できるようになります。
D :生後1歳〜1歳半頃になると、
見つけたものを指さし、
保育者の方を振り返ったり、
声をあげたりするなどして、
見つけたことを
共有しようとするようになります。
上記を発達の順に並べると、
C→A→D→B
となります。
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