保育士の過去問
令和2年(2020年)後期
保育の心理学 問81

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問題

保育士試験 令和2年(2020年)後期 保育の心理学 問81 (訂正依頼・報告はこちら)

次のA~Dのうち、2歳前後にみられる葛藤場面における保育士の対応に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 思い通りにならずに泣いている幼児に対しては、すぐに気持ちの切り替えを促すような働きかけをする。
B 互いの主張がぶつかり合い、手を出してしまった幼児には、まず謝罪をさせるなど事態を収めることが大切になる。
C おもちゃを投げるなど物にあたる行為は、幼児が援助を求めている姿と捉えることができる。
D ブロックがうまくはまらず、もどかしさを感じながら取り組んでいる幼児の姿を認め、時には一緒に行動しながら励ます。
  • A:○  B:○  C:○  D:○
  • A:○  B:○  C:×  D:×
  • A:○  B:×  C:○  D:×
  • A:×  B:○  C:×  D:○
  • A:×  B:×  C:○  D:○

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は5です。

A × 不適切です。
まず泣いている子どもの気持ちを受け止めることが大切です。

B × 不適切です。
まず双方の子どもの話を聞き、その上で相手の気持ちを理解できるよう保育士がサポートします。

C 〇 適切です。
2歳前後では言葉で自分の気持ちを適切に表現することが難しいため、物を投げるなどの行動で表すことがあります。

D 〇 適切です。
子どもが自分でやり遂げられるように保育士は適切な援助をします。

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02

正解は5です。

A ×
まずは思い通りにならない気持ちを
受け止めることが必要です。

B ×
2歳前後では、
まだ言葉によってお互いの思いを
表現し合うことが難しいため、
保育者が子どもの間に入り、
気持ちを代弁するなどの
サポートが大切になってきます。
また、事故がないよう、
見守り、支援することも大切です。

C ○
2歳前後は、
言葉で自分の気持ちを表現することが
まだ難しいので、
ときにはおもちゃなど、
物を投げて表現することもあります。

D ○
うまくできず、
もどかしさを感じながら取り組む様子は、
この時期にたびたび見られる姿です。
うまくできない気持ちを受け止め、
時には少しだけ一緒に行い、
励ますことも大切です。

参考になった数7

03

解答. 5
A. ×です。
まずは、泣いている子の気持ちを
受け止めることが大切です。
気持ちを受け止めてから、次の対応に移ります。

B. ×です。
こちらも、まずは子どもの気持ちを
受け止めることが重要です。
双方から話を聞き、必要に応じて
保育士が代弁する等、必要な援助を行います。

C. ○です。
記述の通りです。
2歳前後の幼児では、
自分の思いを言葉で表現できないことも多いです。
おもちゃを投げるなどの行為を通して、
幼児が援助を求めていると捉えることができます。

D. ○です。
子どもの気持ちを受け止め、
全てに手を貸すのではなく見守りながら、
必要な時には支援することが求められます。

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