保育士の過去問
令和2年(2020年)後期
子どもの保健 問98

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問題

保育士試験 令和2年(2020年)後期 子どもの保健 問98 (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、保育所が子どもの健康の保持・増進のために整備すべき養育環境として、不適切なものを一つ選びなさい。
  • 子どもが身体を十分に動かし、のびのびと行動できるようにする。
  • 災害時に安全に避難できるようにする。
  • 危険な場所がなく、安全に過ごせるようにする。
  • 決まりを守り生活習慣が身に付けられるよう学べる。
  • 危険を回避するため戸外遊びを控え、室内で遊べるようにする。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は5です。

1 ○
「保育所保育指針」では、
保育の内容を、
乳児、1歳以上3歳未満児、
3歳以上児にわけて明示しています。
どの段階においても、
子どもの健康な心身を育てるため、
体を十分に動かすこと、
伸び伸びと生活することをねらいとしています。

2 ○
「保育所保育指針」
第3章 健康及び安全 
4 災害時の備え によると、
災害時に安全に避難できるよう、
定期的な安全点検、
緊急時のマニュアル整備、
避難訓練等を行うこととなっています。

3 ○
「保育所保育指針」
第3章 健康及び安全
3 環境及び衛生並びに安全管理
によると、
施設内外の危険箇所の点検や、
問題点の改善などを行うことになっています。

4 ○
決まりを守り生活習慣が身につくことで、
清潔で安全な生活につながり、
健康的な心身の発達が促されるといわれています。

「保育所保育指針」
第1章 総則
1 保育所保育に関する基本原則
(2)保育の目標 の中でも、
生活に必要な基本的な習慣や態度を培うことが
目標の一つとしてあげられています。

5 ×
「保育所保育指針」
第1章 総則
1 保育所保育に関する基本原則
(4)保育の環境 に、
子どもの活動が豊かに展開されるよう、
保育所の設備や環境を整え、
保育所の保健的環境や
安全の確保などに努めること
と書かれています。
危険を回避するために
戸外遊びを控えるのではなく、
安全に戸外遊びができるように
環境を整える必要があると
考えられます。
また、子どもが戸外で遊ぶことで、
運動能力をはじめ、
心身の発育が促されるなど、
子どもの健康の保持・増進に貢献します。

不適切なものを選ぶので、
5が正解となります。

参考になった数11

02

解答. 5
1 ○です。
「保育所保育指針」
第2章 保育の内容
に、記載があります。
「乳児・1歳以上3歳未満児・3歳以上児」に分け、
ねらい 及び 内容が記載されています。

2 ○です。
「保育所保育指針」
第3章 健康及び安全
4 災害への備え
に、記載されています。
地域の関係機関等とも連携し、
日頃から安全に対する備えが必要です。

3 ○です。
「保育所保育指針」
第3章 健康及び安全
3 環境 及び 衛生管理 並びに安全管理
に、記載があります。
危険な場所がなく、
安全に過ごせるようにすることはもちろん、
衛生管理等も求められます。

4 ○です。
「保育所保育指針」
第1章 総則
4 幼児教育を行う施設として共有すべき事項
(2)幼児期の終わりまでに育ってほしい姿
エ 道徳性・規範意識の芽生え
に、記載があります。

5 ×です。
危険を回避するため、戸外遊びを控えるのではなく、
対策を行い、外遊びが安全に行えるようにすることが
求められます。

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03

正解は5です。

  

1 〇 適切です。

「保育所保育指針」第2章保育の内容によると健康な心と体を育てるために明るく伸び伸びと行動することが求められています。

2 〇 適切です。

「保育所保育指針」第3章健康及び安全 4災害への備えに記載されています。

3 〇 適切です。

「保育所保育指針」第3章健康及び安全 3環境及び衛生管理並びに安全管理に記載されています。

4 〇 適切です。

「保育所保育指針」第1章総則 4幼児教育を行う施設として共有すべき事項に記載されています。

5 × 不適切です。

戸外遊びを控えるのではなく、備品、遊具等の配置、保管を適切に行い、日頃から安全環境の整備に努めます。

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