問題
ピアジェの発生的認識論では、2~7歳の子どもは( A )にあたる。この時期は( B )と( C )とに分けて考えられている。この説によれば( B )では、子どもは2頭のゾウを見て、そこから共通性を取り出しゾウというひとまとまりである類として捉えることは難しく、「ゾウの花子」「ゾウの太郎」というようにそれぞれ個として考える。( C )では、カテゴリーを伴う思考ができるようになり、徐々に複数の知覚情報によって理解できるようになる。例えば、大きさだけで理解していたことが、大きさと重さの2つから考えられるようになり、「大きいけれど軽い」などの判断が可能になる。しかし、その一方で、この時期の子どもの判断は見かけにより左右され、また他人の視点にたって物事を捉えて行動することが難しいことなどをピアジェは( D )と名づけた。
【語群】
ア 具体的操作期 イ 前操作期 ウ 感覚的思考 エ 前概念的思考
オ 直感的思考 カ 論理的思考 キ 自己中心性 ク 利己主義