保育士の過去問
令和3年(2021年)前期
保育の心理学 問97
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問題
保育士試験 令和3年(2021年)前期 保育の心理学 問97 (訂正依頼・報告はこちら)
次のA~Dのうち、選択性緘黙症に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 特定の場所(例えば保育所)で話すことが困難な選択性緘黙症の子どもでも、時にその保育所でよく話す時期がある。
B 選択性緘黙症の子どもの多くは、学業上の問題や対人コミュニケーション上の問題を持っていない。
C 選択性緘黙症の子どもは、ほとんどいつも他の不安症(例えば社交恐怖)をも有する。
D 選択性緘黙症の発症は、通常5歳未満である。
A 特定の場所(例えば保育所)で話すことが困難な選択性緘黙症の子どもでも、時にその保育所でよく話す時期がある。
B 選択性緘黙症の子どもの多くは、学業上の問題や対人コミュニケーション上の問題を持っていない。
C 選択性緘黙症の子どもは、ほとんどいつも他の不安症(例えば社交恐怖)をも有する。
D 選択性緘黙症の発症は、通常5歳未満である。
- A:○ B:○ C:× D:○
- A:○ B:○ C:× D:×
- A:○ B:× C:○ D:○
- A:× B:× C:○ D:○
- A:× B:× C:× D:○
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この過去問の解説 (3件)
01
「選択性緘黙症」とは、リラックスした場所では流暢に話すことができますが、
人前や過度なストレスがかかった場面では言葉がうまく出てこない症状を言います。
家庭外での対人的緊張が高く、他者との関わりを避ける傾向も見られます。
A:×です。
「選択性緘黙症」は、特定の場所で1ヶ月以上話せなくなる疾患とされています。
B:×です
「選択性緘黙症」の子どもの多くは、
学業上の問題や対人コミュニケーション上の問題も生じます。
C:○です。
記述の通りです。
D:○です。
記述の通りです。
5歳未満で症状が見られることが多い症状です。
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02
A ×
「選択性緘黙症」とは、言語能力は正常であるが、学校や保育園など特定の場所では話すことができず沈黙してしまう疾患です。
B ×
「選択性緘黙症」の子どもは、話さないことが学校などでの活動に支障を及ぼすため、学業や対人関係で問題を持ちやすいとされています。
C ○
「選択性緘黙症」の子どもは、家や安心できる人・場所では話をしますが、初めての人や場所などへの不安を抱えている場合も多いと言われています。
D ○
「選択性緘黙症」の発症は5歳未満であることが多く、就園がきっかけとなり、発見されることがあります。
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03
正解は【A:× B:× C:○ D:○】です。
『選択性緘黙症(せんたくせいかんもく症)』とは学校や職場など、特定の社会的場面に直面すると話せなくなってしまう疾患です。「場面緘黙(ばめんかんもく)」とも呼ばれています。
A:×
ある特定の場所で話せなくなる症状が、1か月以上続くことで診断がおります。
記述のようなことはありません。
B:×
もともとの学力やコミュニケーション能力に問題がない場合もあります。
しかし、話せないことで学業やコミュニケーションに影響が生じ問題を抱えてしまう子どもが多いようです。
C:〇
記述の通りです。
D:〇
記述の通りです。
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