保育士の過去問
令和3年(2021年)前期
子どもの保健 問101
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問題
保育士試験 令和3年(2021年)前期 子どもの保健 問101 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文のうち、子どもの生理機能として、不適切な記述を一つ選びなさい。
- 子どもは年齢が低いほど、新陳代謝が盛んで運動も活発であるので、心拍数や呼吸数は多く、体温は高めである。
- 脳の重量は出生時に大人の約25%であり、出生後急速に増加して3歳で約80%、6歳で約90%に達する。
- 乳歯は前歯から生えはじめ、その時期はおよそ生後12か月ころである。
- 乳児の便の色は、黄、緑、茶色等が正常である。異常な便は、白、黒、赤色、膿粘血便等である。
- 免疫グロブリン(IgG)は胎盤を介して胎児に移行して、生後約6か月間は種々の感染症を防止する。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は3です。
1 ○
子どもは年齢が低いほど新陳代謝が盛んなうえ、運動も活発です。
大人と比べ、心拍数や呼吸数は多く、体温も高めになります。
2 ○
脳の重量は出生時およそ300gです。
大人は、1200〜1500gですので、約25%に相当します。
急速に発達し、3歳で大人の約80%、6歳で約90%になるといわれています。
3 ×
乳歯は、生後6ヶ月ころ、下の前歯から生え始めます。
4 ○
乳児の便の色は、黄色や緑、茶色などです。
白い粒が混じることもあります。
便の色が白、黒、赤だったり、膿粘液便だったりするときは、何らかの異常である可能性があります。
5 ○
母体の免疫グロブリン(Ig G)は、胎盤を通して胎児に移行し、生後約6ヶ月間は、感染症にかかりにくい状態となっています。
不適切な記述を選ぶので、正解は3となります。
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02
1.〇 子どもは新陳代謝が盛んであり、心拍、呼吸は早くなり、体温も高くなります。
2.〇 大人の脳の量は約1200~1500gであり、出生時は約300gでこれは大人の25%に相当します。
その後、3歳で大人の約80%、6歳で約90%となるため、設問通りです。
3.× 乳歯は生後約6ヶ月頃からはえはじめ、下顎乳中切歯(下の前歯)から生え始めます。
4.〇 出生直後は胎便といい、黒緑色の便がでます。
その後、移行便を経て黄色や茶色ぽくなります。
白、赤、黒、膿粘液便は何かしらの異常が考えられます。
5.〇 免疫グロブリンは、胎盤を介して赤ちゃんに送られます。
そのため、生後しばらくは、お母さんの免疫で身体を守っている状態です。
これらのことから、正解は3となります。
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03
正解は【3】です。
乳歯は生後6か月頃に生え始めるのが一般的です。
その他の選択肢は記述の通りでした。
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