保育士の過去問
令和3年(2021年)前期
子どもの保健 問102

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問題

保育士試験 令和3年(2021年)前期 子どもの保健 問102 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文のうち、予防接種に関する記述として、適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

A  予防接種は、疾病の予防に有効であることが確認されているワクチンのみを接種することである。
B  予防接種を受けるとき、保護者は母子健康手帳を持参し、予防接種記録の記載を受けなければならない。
C  児童福祉施設に入所している児童で、長期間保護者と連絡が取れない場合は、当該児童の児童福祉施設長の同意を必要とする。
D  予防接種前の体温は、接種場所の医療機関で測定し、37.5℃以上では明らかな発熱者として接種を中止する。
E  予防接種は、ワクチンの種類によって一定の間隔をあけて接種するが、生ワクチン製剤同士では20日以上が目安である。

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この過去問の解説 (3件)

01

A ○

予防接種は、毒性を弱めた病原体や毒素を前もって接種することにより、その病気にかかりにくくするものです。

B ×

予防接種の際には、母子健康手帳を持参し、予防接種を受けたことを記載してもらいますが、健康診査又は保健指導のように実施したことについて記載の義務はありません。

C ○

児童福祉施設に入所している児童で、長期間保護者と連絡が取れない場合は、予防接種実施規則第五条の二に基づいて、保護者にかわり、児童相談所長や児童福祉施設長の同意をもって行われます。

D ○

「医師及び指定届出機関の管理者が都道府県知事に届け出る基準」によると、「発熱」とは体温が37.5℃以上を呈した状態をいいます。

注射生ワクチン同士の接種では、27日以上の間隔をおきます。

以上より、適切なものは、A、C、Dですので、

正解は2となります。

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02

正解は【2】でした。

(A)〇

約15種類の予防接種が推奨されています。

(B)×

記載ページはありますが、義務ではありません。

(C)〇

記述の通りです。ワクチンによって期間が異なります。

(D)〇

発熱がある場合は接種することができません。

ワクチン接種によって発熱や体調不良を起こす可能性があるためです。

(E)×

27日以上が目安のため誤りです。

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03

A 〇 予防接種は赤ちゃんがかかりやすい病気の時期にあわせて設定されています。

また、母親からもらった免疫がなくなる生後2ヶ月ごろからの予防接種が推奨されており、約15種類にも上ります。

B × 予防接種には母子手帳が必要になります。

しかし、予防接種の記載の義務はありません。

C 〇 施設に入所している場合、親と長期にわたり連絡が取れない場合は、児童相談所長や児童福祉施設長の同意で接種が可能になります。

D 〇 37.5度以上あると発熱者としてみなされ、接種することが出来ません。

E × 生ワクチン製剤同士では27日以上が必要になります。

これらより適切なものは、A,C,Dであり、正解は2です。

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