保育士の過去問 令和3年(2021年)前期 子どもの保健 問107
この過去問の解説 (3件)
正解は【1】です
(1)不適切
食事時間を短くすると、一度にたくさん詰め込むなどして、誤嚥などを引き起こす可能性があります。食事の時間はゆとりをもって設定する必要があります。
(2)適切
残っていると詰まる可能性があります。よく注意する必要があります。
(3)適切
水分補給でなく、口を潤わせ、つまりなどを防ぐ効果があります。
(4)適切
眠い状態だと詰まらせたりする恐れがあるので注意する必要があります。
(5)適切
姿勢によっては詰まらせたりする恐れがあります。
しっかり足がついているか、背筋が伸びているかなど確認します。
正解は1です。
「教育・保育施設等における事故防止及び事故発生時の対応のためのガイドライン【事故防止のための取組み】~施設・事業者向け~」によると、重大事故を起こしやすい場面のひとつとして、食事中が取り上げられています。
1 ×
食事の介助をする際のポイントとして、「ゆっくり落ち着いて食べることができるよう子どもの意志に合ったタイミングで与える。」との記載があります。短時間で食事をすませようとすると、子どもの意志とのズレが誤嚥のきっかけとなることがあります。
2 ○
「食べ物を飲み込んだことを確認する(口の中に残っていないか注意する)」ことも、誤嚥防止のポイントの一つです。
3 ○
「汁物などの水分を適切に与える」ことで、飲み込みやすくなり、誤嚥の防止につながると考えられます。
4 ○
眠くなっているときは誤嚥しやすいので、「食事中に眠くなっていないか注意」します。
5 ○
姿勢が崩れていると、誤嚥しやすくなりますので、「正しく座っているか注意」します。
不適切なものを選びますので、正解は1となります。
1 × 子供に合わせた食事の時間の設定が好ましいです。
2 〇 誤嚥防止に重要です。
3 〇 口の中を潤わせて呑み込みやすくするために重要です。
4 〇 眠たくなってしまうと、誤嚥や窒息の可能性があります。
5 〇 姿勢によっては誤嚥しやすくなりますので、注意が必要です。
これらのことから正解は1となります。
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