保育士の過去問
令和3年(2021年)前期
子どもの食と栄養 問132
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問題
保育士試験 令和3年(2021年)前期 子どもの食と栄養 問132 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文のうち、食中毒予防に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A ノロウィルスの予防として、二枚貝などの食品の場合は、中心部が85~90℃で90秒以上の加熱が有効である。
B 乳児ボツリヌス症予防のために、3歳未満の乳児にはちみつは与えない。
C 腸管出血性大腸菌の主な原因食品として、生肉があげられる。
D 菜園で収穫したじゃがいもを調理する場合は、芽や緑化した部分を切除し、未成熟で小さいじゃがいもは使用しない。
A ノロウィルスの予防として、二枚貝などの食品の場合は、中心部が85~90℃で90秒以上の加熱が有効である。
B 乳児ボツリヌス症予防のために、3歳未満の乳児にはちみつは与えない。
C 腸管出血性大腸菌の主な原因食品として、生肉があげられる。
D 菜園で収穫したじゃがいもを調理する場合は、芽や緑化した部分を切除し、未成熟で小さいじゃがいもは使用しない。
- A:○ B:○ C:○ D:○
- A:○ B:○ C:× D:○
- A:○ B:× C:○ D:○
- A:× B:× C:○ D:○
- A:× B:× C:× D:×
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は3です。
A ○
二枚貝に含まれているノロウイルスは、中心部が85〜90℃で90秒以上加熱することでウイルスは感染力を失うとされています。
B ×
乳児ボツリヌス症の予防のため、1歳未満の乳児には、はちみつを与えないようにします。
C ○
腸管出血性大腸炎の主な原因食品には、生肉があげられます。
D ○
じゃがいもの芽や緑化した部分には、ソラニンやチャコニンという毒素が含まれています。調理の際はその部分は取り除きます。
また、未成熟で小さいじゃがいもには、高濃度でソラニンやチャコニンが含まれるため、十分に大きく育て熟したものを収穫します。
以上より、
.A:○ B:× C:○ D:○ なので、
正解は3となります。
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02
正解は【3】です。
A:〇
記述のとおりです。ほかにも予防策としては、手洗い・調理用具などの消毒があります。
B:×
正しくは「1歳未満の乳児にはちみつは与えない」です。
C:〇
記述の通りです。腸管出血性大腸菌は下痢、血便、腎不全などを引き起こします。
D:〇
ジャガイモに含まれるソラニンという毒は、芽や緑化した部分に多く含まれます。また小さいジャガイモでも濃度が高くなるため避ける必要があります。
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03
A 〇 中心部が85〜90℃で90秒以上加熱することでノロウイルスの予防が可能です。
B × 乳幼児ボツリヌス症が発生する可能性があるため、1歳未満ははちみつは厳禁です。
C 〇 腸管出血性大腸菌の原因食品はおもに生肉で、下痢、血便、腎不全などを引き起こします。
D 〇 じゃがいもの芽や緑化した部分は、ソラニンやチャコニンという毒素が含まれているため、取り除く必要があります。
小さなじゃがいもも、高濃度でこれらの物質が含まれているため、十分に大きく成熟したものが良いでしょう。
これらのことより、正解は3です。
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