保育士の過去問 令和3年(2021年)後期 保育原理 問4
この過去問の解説 (3件)
正解は3です。
1:適切です。
これらの内容に加え、子どもや家庭の状況、地域の実態、保育時間などを考慮し、長期的見通しをもって作成される必要があります。
2:適切です。
子どもの家庭環境や生育歴、保育時間や期間も一人一人異なり、職員も様々な年齢や経験を持つ者で構成されているので、全体的な計画は必要です。
3:不適切です。
このような記述はありません。
「全体的な計画は、子どもや家庭の状況、地域の実態、保育時間などを考慮し、長期的見通しをもって適切に作成されなければならない」とあります。
4:適切です。
全職員の共通理解と協力体制の下に創意工夫して作成することが重要です。
5:適切です。
職員も様々な年齢や経験を持つ者で構成されているので、全体的な計画をもとに、保育の全体的な過程や構造を明確にすることは、保育の質の向上につながります。
正解は「3」です。
1 :適切です。地域の特性や近隣の関係機関及び人材等の資源を活かし、全体的な計画を作成することが求められます。
2 :適切です。全体的な計画は、保育所全体として一貫性をもって子どもの発達過程を見通しながら、保育を体系的に構成して展開していくために必要です。
3 :不適切です。「保育の計画及び評価」には、「一人一人の子どもの保育時間や在籍期間の長短に合わせた個別の計画を集約して作成することに意義がある」という文は存在しません。
「全体的な計画は、子どもや家庭の状況、地域の実態、保育時間などを考慮し、子どもの育ちに関する長期的見通しをもって適切に作成されなければならない。」とあります。また、「全体的な計画は保育所保育の全体像を包括的に示すものとし、これに基づく指導計画、保健計画、食育計画等を通じて、各保育所が創意工夫して保育できるよう、作成されなければならない。」とされています。
4 :適切です。全体的な計画は、保育所の保育の全体像が職員間で共有されることが大切です。共有することで保育所職員の質の向上を組織的に図っていくことができます。
5 :適切です。全体的な計画によって、全体的な状況や構造を明確にすることで、保育の質の向上を図っていくことができます。全体的な計画は社会的責任を果たしていく上でとても大切です。
正解は 3 です。
1は〇です。
全体的な計画は、地域の特性や関係機関、人材等の資源を活かしながら作成します。
また、それらだけでなく、子どもや家庭の状況、地域の実態、保育時間なども考慮し作成するのが「保育の計画」と言えます。
2 は〇です。
「保育の計画」は、子どもの発達過程を見通しながら、保育所全体として一貫性をもって作成すべきものです。その計画があることで保育を体系的に構成し、展開していくことができます。
3 は×です。
「保育の計画及び評価」には、「全体的な計画は、子どもや家庭の状況、地域の実態、保育時間などを考慮し、子どもの育ちに関する長期的見通しをもって適切に作成されなければならない。」と書かれています。また、「全体的な計画は保育所保育の全体像を包括的に示すものとし、これに基づく指導計画、保健計画、食育計画等を通じて、各保育所が創意工夫して保育できるよう、作成されなければならない。」とあるので、「個別の計画を集約する」という部分が違います。
4 は〇です。
全体的な計画は、保育所の保育の全体像が職員間で共有される必要があります。
5 は〇です。
全体的な計画によって、全体的な状況や構造を明確にし、保育の質の向上を目指します。また全体的な計画は、保育というものが社会的責任を果たしていく上で大変重要です。
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