保育士の過去問
令和3年(2021年)後期
保育原理 問5

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問題

保育士試験 令和3年(2021年)後期 保育原理 問5 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文のうち、指導計画の展開に関する記述として、「保育所保育指針」第1章「総則」に照らし、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  指導計画を作成した際に予想した子どもの姿とは異なる姿が見られた時は、必ずしも計画通りの展開に戻すことを優先するのではなく豊かな体験を得られるよう援助することが重要である。
B  担当保育士だけでなく、全職員による適切な役割分担と協力体制を整え、必要に応じて指導計画に職員相互の連携についての事項を盛り込むことが求められる。
C  指導計画に基づく保育の実践やそこでの一人一人の子どもに対する援助が適切であったかどうかを振り返り、浮かび上がってきた改善すべき点を次の指導計画に反映させていくことが求められる。
D  子ども自身による活動の展開を促すため、保育士等は環境や生活の流れを調整することを優先し、子どもには直接関わらないことが重要である。
  • A:○  B:○  C:○  D:×
  • A:○  B:○  C:×  D:○
  • A:○  B:×  C:○  D:×
  • A:×  B:○  C:○  D:×
  • A:×  B:○  C:×  D:○

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は1です

A:○

 子どもの情緒の安定や発達に必要な豊かな体験が得られるように援助することが求められています。

B:○ 

  施設長、保育士など全職員による適切な役割分担と協力体制を整えることが求められています。

C:○ 

振り返りを行い、場合によっては改善を図ることが必要です。

D:×

  子どもの主体的な活動を促すためには保育士等が多様な関わりをもつことが重要であるので、直接関わらないことが重要ではありません。

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02

正解は 1 です。

Aは○です。

計画通りの展開であることよりも、子どもたちが豊かな体験を得られることの方が大切です。

  

Bは○です。

保育士だけでなく、園長も含む全職員の間で情報を共有することで、子どもにとっての保育の質が向上します。

  

Cは○です。

振り返りを行い、そこから見出された改善点などを次回の指導計画に反映させることはかなり大切です。 

Dは×です。

保育士は子どもが自ら主体的に活動できるような支援を心がける必要がありますが、「保育所保育指針」第1章「総則」には「子どもには直接関わらないことが重要だ」という文言はありません。

参考になった数6

03

正解は「1」です。

1 .A:○  B:○  C:○  D:×

A:○です。必ずしも計画通りの展開にする必要はありません。子どもの状況によって豊かな体験を得られるよう支援しましょう。

  

B:○です。全職員間で情報を共有することは保育の質の向上につながります。

  

C:○です。子ども一人一人に対する援助を振り返り改善点などを洗い出し次回の指導計画に反映させましょう。 

D:×です。子どもには直接関わらないことが重要である、という文はありません。保育士は子どもが自ら主体的に活動できるようになる支援を心がけましょう。

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