問題
A 子どもの発達や成長の援助をねらいとした集団での活動の時間については、意識的に保育の計画等において位置付けて、実施することが重要であること。
B 一人一人の子どもの生育歴の違いに留意しつつ、欲求を適切に満たし、特定の保育士が応答的に関わるように努めること。
C 保護者との信頼関係を築きながら保育を進めるとともに、保護者からの相談に応じ、保護者への支援に努めていくこと。
D 担当の保育士が替わる場合には、子どものそれまでの生育歴や発達過程に留意し、職員間で協力して対応すること。
正解は「4」です。
A:× B:○ C:○ D:○
A:×です。乳児保育ではなく3歳児以上に関わる「保育の実施に関わる配慮事項」です。
年齢別にできることをイメージしながら整理しましょう。園児自身が、自分は集団の一員であると認識できる時期は3歳児以上です。
B:○です。一人一人の子どもの生育歴の違いに留意しましょう。欲求を適切に満たし、特定の保育士が応答的に関わるように努めましょう。
C:○です。保護者との信頼関係を築きながら保育を進めるとともに、保護者からの相談に応じ、保護者への支援に努めていくことが大切です。
D:○です。担当の保育士が替わる場合には、子どものそれまでの生育歴や発達過程に留意し引き継ぎをしましょう。新旧の担当保育士だけではなく職員間で協力して対応しましょう。
正解は4です。
A:×
3歳以上児の保育の内容になります。まだ、乳児期においては集団活動は難しいと考えるのが適切です。
B:○
乳児期の保育では特定の保育士が応答的に関わるように努めることとされています。
C:○
保護者もまだ育児に慣れていない時期なので、より一層の寄り添った支援が必要とされています。
D:○
特定の保育士が応答的に関わる時期だからこそ、密に引継ぎをする必要があります。
正解は4です。
A:×
乳児期において、集団活動は難しいです。この文章の内容は3歳児以上に関わる「保育の実施に関わる配慮事項」です。
B:〇
乳児期は特に特定の人が応答しながら関わり続ける必要があります。
C:〇
子どもが乳児のころは、様々な不安を抱えている保護者が多いので、寄り添った支援が必要です。
D:〇
乳児期は特定の保育士が応答的に関わるべき時期なので、しっかり引継ぎをして乳児を不安にさせないようにしましょう。