保育士の過去問
令和3年(2021年)後期
社会福祉 問71
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問題
保育士試験 令和3年(2021年)後期 社会福祉 問71 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文のうち、福祉サービス等の情報提供に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 「社会福祉法」においては、福祉サービスの情報の提供に関することが定められている。
B 「民生委員法」においては、援助を必要とする者が福祉サービスを適切に利用するために必要な情報の提供その他の援助を行うことが定められている。
C 「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」においては、視聴覚障害者に対する情報提供の施設として、視聴覚障害者情報提供施設が定められている。
D 「介護保険法」においては、介護サービス情報の報告及び公表に関することが定められている。
A 「社会福祉法」においては、福祉サービスの情報の提供に関することが定められている。
B 「民生委員法」においては、援助を必要とする者が福祉サービスを適切に利用するために必要な情報の提供その他の援助を行うことが定められている。
C 「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」においては、視聴覚障害者に対する情報提供の施設として、視聴覚障害者情報提供施設が定められている。
D 「介護保険法」においては、介護サービス情報の報告及び公表に関することが定められている。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は2(A〇 B〇 C× D〇)です。
A→〇
問題文の通りです。
社会福祉法において、福祉サービスの情報の提供に関することが定められています。
B→〇
問題文の通りです。
民生委員法において、援助を必要とする者が福祉サービスを適切に利用するために必要な情報の提供その他の援助を行うことが定められています。
C→×
視覚障害者情報提供施設は障害者の「日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」ではなく「身体障害者法」により視聴覚障害者情報提供施設が定められています。
視覚障害者情報提供施設とは、目に障害を抱えている方(見えない・見えにくい)へ、点字で書かれた本やCD,テープなどで朗読を録音したものなどの提供をしている施設のことを指します。
D→〇
問題文の通りです。
介護保険法において、介護サービス情報の報告及び公表に関することが定められています。
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02
A→○
社会福祉法第75条、第76条に記載されています。
B→○
民生委員法第17条
民生委員の職務の4に記載されています。
C→×
視覚障害者情報提供施設については、
身体障害者福祉法第34条に記載があります。
目が見えない方々に、点字の書物や、録画物を無料で貸出てくれたり、手話でのやりとりも可能な施設だということです。
障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律は、
2012年に障害者自立支援法から名称が変更になった法律で、内容は、障害者施設の為の整備の事や、給付金、就業支援のことが書かれています。
D→○
介護保険法の第10節第115条に記載があります。
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03
福祉サービスの情報提供について、幅広い範囲で出題されています。
問題を解きながら学んでいきましょう。
C、Dが違います。
Cの視聴覚障害者情報提供施設は身体障害者福祉法に定められているため、正しい答えは×です。
視聴覚障害者情報提供施設は、手話または字幕入りビデオテープの貸し出しなど情報提供を行うとともに、手話通訳者や要約筆記者の派遣・養成及び各種相談事業等を行う施設です。
正しい組み合わせです。
Cの記述に出てくる「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」は、障害者が基本的人権を共有する個人としての尊厳にふさわしい日常生活または、社会生活を営むことができ、障害の有無にかかわらず国民が相互に人格と個性を尊重し安心して暮らすことのできる地域社会の実現に寄与することを目的としています。
BとCが間違いです。
Bは記述の通りなので、答えは○です。
「民生委員法」においては、援助を必要とする者が福祉サービスを適切に利用するために必要な情報の提供その他の援助を行うことが定められています。
Aが間違いです。
「社会福祉法」においては福祉サービスの情報の提供に関することが定められているため、答えは○です。
すべて間違いです。
Dは記述の通り、「介護保険法」においては、介護サービス情報の報告及び公表に関することが定められているので、○が正しい答えです。
問題に出てきたすべての法律を知らなくても消去法で正答に近づけます。
知識を増やして正解率をあげましょう。
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