保育士の過去問
令和3年(2021年)後期
保育実習理論 問137

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問題

保育士試験 令和3年(2021年)後期 保育実習理論 問137 (訂正依頼・報告はこちら)

次の楽譜からマイナーコードを抽出した正しい組み合わせを一つ選びなさい。
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この過去問の解説 (3件)

01

正解:2

メジャーコード(長三和音):「ドミソ(Cメジャー)」、「ファラド(Fメジャー)」、「ソシレ(Gメジャー)」

マイナーコード(短三和音):「レファラ(Dマイナー)」、「ミソシ(Eマイナー)」、「ラドミ(Aマイナー)」

メジャーコードとマイナーコードは、基本の音から次の音までの距離が変わります。

メジャーコード「ドミソ」の場合、基本の音「ド」から次の音「ミ」の間は、4半音離れています。

ド→ド♯→レ→レ♯→ミ

マイナーコード「レファラ」の場合、基本の音「レ」から次の音「ファ」の間は3半音離れています。

レ→レ♯→ミ→ファ

4半音離れていればメジャーコード、3半音離れていればマイナーコードとなります。

また、コードを構成する音がどんな重なり方をしても、同じコードとして扱います。これを転回形といいます。

「ドミソ」「ミソド」「ソドミ」→Cメジャー

「レファラ」「ファラレ」「ラレファ」→Dマイナー

問題文の音階を見てみます。

1、ド、ミ♭、ソ→ドとミ♭は3半音離れているので、マイナーコードです。

2、ミ、ソ、ド→「ドミソ」の転回形です。メジャーコードです。

3、ド、ミ、ラ→「ラドミ」の転回形です。マイナーコードです。

4、レ、ファ、ラ→マイナーコードです。

5、ミ♭、ソ、シ♭→ミ♭とソは4半音離れているのでメジャーコードです。

6、ド、ファ、ラ→「ファラド」の転回形です。メジャーコードです。

上記からマイナーコードは1、3、4です。

参考になった数13

02

正解は2です。

明るい感じのするメジャーコードに対し、マイナーコードは暗い印象を持ちます。

和音の基礎となる根音(こんおん)+根音から鍵盤4つ目の音(短3度)+さらに鍵盤5つ目の音(長3度)

を合わせた和音がマイナーコードです。

メジャーコードは、根音+鍵盤5つ目の音(長3度)+鍵盤4つ目の音(短3度)を合わせた和音です。

①ド、ミ♭、ソの和音です。

ドを1として数えるとミ♭は鍵盤4つ目、ソはさらに5つ目となり、マイナーコードです。

②ミ、ソ、ドの和音です。

メジャーコードであるドミソを並び替えたもので、「和音の転回形」といいます。

③ド、ミ、ラの和音です。

マイナーコードであるラドミの転回形です。

④レ、ファ、ラの和音です。

レを1としてファは鍵盤4つ目、ラはそこから5つ目となり、マイナーコードです。

⑤ミ♭、ソ、シ♭の和音です。

ミ♭を1としてソは鍵盤5つ目、シ♭はそこから4つ目となり、メジャーコードです。

⑥ド、ファ、ラの和音です。

メジャーコードであるファラドの転回形です。

参考になった数4

03

正解は「①, ③, ④」です。

マイナーコードとは、根音根音から短3度の音、根音から完全5度の音で構成されるコードです。マイナーコードの短3度の音を半音上げればメジャーコードになるとも言われています。

選択肢1. ①, ②, ④

上記説明より、誤りです。

選択肢2. ①, ③, ④

正解です。

選択肢3. ③, ④, ⑤

上記説明より、誤りです。

選択肢4. ③, ⑤, ⑥

上記説明より、誤りです。

選択肢5. ④, ⑤, ⑥

上記説明より、誤りです。

参考になった数1