保育士の過去問
令和3年(2021年)後期
保育実習理論 問138
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問題
保育士試験 令和3年(2021年)後期 保育実習理論 問138 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文のうち、不適切な記述を一つ選びなさい。
- 音楽用語のdecresc. とdim. は、同じ意味である。
- 日本のわらべうたは、すべて2音でできている。
- 小林純一は、「手をたたきましょう」の作詞者である。
- サクソフォーンは、木管楽器である。
- ピアノの楽譜でイ長調の調号は、♯(シャープ)が3つである。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解:2
1→○
decresc.(デクレッシェンド)とdim.(ディミヌエンド)はどちらも「だんだん弱く」という意味の強弱を示す用語です。反対はcresc.(クレッシェンド/だんだん強く)です。
2→×
2音旋律は2つの音からなる旋律のことで、3音旋律は同様に3つの音からなる旋律のことです。「明日天気になあれ」はファとソの2音、「なべなべそこぬけ」はソ、ラ、シの3音で作られています。他にもわらべ歌には4音旋律や5音旋律もあります。
3→○
小林純一(1911~1982)は日本の児童文学作家、童謡詩人です。「手をたたきましょう」のほか、「かっこう」「ジングルベル」などの作詞を手がけました。
4→○
木管楽器は、唇以外の振動を使って音を出すのが特徴であり、木製の楽器であるかどうかは問いません。サクソフォーン、フルート、クラリネット、サックス、オーボエなどがこれに当たります。
5→○
イ長調は、イ音(ラ)を主音とする長調で、ファ、ド、ソの3つに♯(シャープ/半音上げる)がつきます。
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02
正解は2です。
1.適切です。
decresc. (デクレッシェンド)とdim. (ディミヌエンド)は、どちらも
「だんだん弱く」という意味を表す音楽用語です。
2.不適切です。
わらべうたとは、日本で古くから子どもたちの間で歌われてきたり、子供たちに歌って聞かせたりして伝承してきた歌のことで、数百種類以上あるといわれています。
手遊び歌、絵描き歌など遊びの要素が含まれているものも多くあります。
2音で構成されるわらべうたもありますが、すべてではありません。
3.適切です。
「手をたたきましょう」の作詞者は小林純一です。原曲はチェコ民謡といわれています。
小林純一はほかにも「ジングルベル」「あひるの行列」など多くの作詞を手掛けています。
4.適切です。
サクソフォーンは金属製ですが、木管楽器の一つで、一般的にサックスと呼ばれています。
5.適切です。
イ長調はド、ファ、ソの3つにシャープが付きます。
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03
正解は「日本のわらべうたは、すべて2音でできている。」です。
適切です。
音楽用語のdecresc. とdim.は「だんだん弱く」という意味です。
不適切です。
わらべうたは2つ以上の音で構成されているものもあるため、不適切です。
適切です。
小林純一の作詞です。他にも数多くの童謡に携わっています。
適切です。
木製でなくとも、唇以外の振動を使って音を出すサクソフォーンは、木管楽器です。
適切です。
イ長調はド、ファ、ソの音にシャープがつきます。
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