保育士の過去問
令和3年（2021年）後期
保育実習理論 問150

正解：2

A→○

子どもが自身の心身の力を十分に発揮し、健康で安全な生活を送るための基盤を養います。

B→○

子どもは保育士や同年代の子どもと触れ合うことで、自身の世界を広げていきます。人と関わり合うことの楽しさや喜び、安心感を得て、自立心が育ち、人と関わる力を養います。

C→×　

「責任感をもって」ではなく「好奇心や探究心をもって」が正しいです。

子どもの行動範囲が広がることで、子どもが自身の五感で得る経験も増えていきます。好奇心をもって周囲の環境に関わり、自分なりの方法や視点を探求し、それを生活や遊びに取り入れることで自分のものにしていきます。

D→○

言葉を使うためには、他者の示す対象と言葉の対応に気づき、理解し、思ったことを相手に伝える気持ちを養うことが必要です。

E→○

子どもは自身の周りで起こったことを、心の中にイメージとしてつくり、自分なりに表現しようとする力が、豊かな感性や創造性を養います。

正解は２です。

A．〇

「1歳以上3歳未満児の保育に関わるねらい及び内容」内の

「(２)ねらい及び内容」「ア 健康」に記載があります。

B．〇

「1歳以上3歳未満児の保育に関わるねらい及び内容」内の

「(２)ねらい及び内容」「イ 人間関係」に記載があります。

C．×

「責任感」の部分が誤りです。正しくは「好奇心や探求心」です。

「1歳以上3歳未満児の保育に関わるねらい及び内容」内の

「(２)ねらい及び内容」「ウ 環境」に記載があります。

D．〇

「1歳以上3歳未満児の保育に関わるねらい及び内容」内の

「(２)ねらい及び内容」「エ 言葉」に記載があります。

E．〇

「1歳以上3歳未満児の保育に関わるねらい及び内容」内の

「(２)ねらい及び内容」「オ 表現」に記載があります。

正解は「A：○　B：○　C：×　D：○　E：○」です。

A：○

乳児期の保育は健康な心と体を育て、自ら健康で安全な生活を作り出す力を養います。

B：○

他人にも目をむけ、思いやりの心を育てます。

C：×

乳児期に責任感をもって行動するのは無理があります。保育士が気持ちを代弁しながら、いけないことや危ないことを知らせていきましょう。

D：○

興味関心をもつことはその後の可能性を広げていきます。自分の気持ちを少しずつ自分なりの言葉で表現できるようになることを見守りましょう。

E：○

子どもはとても純粋です。乳児期にいろんな経験をすることは、心の成長にも繋がります。