保育士の過去問
令和4年(2022年)前期
教育原理 問4

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問題

保育士試験 令和4年(2022年)前期 教育原理 問4 (訂正依頼・報告はこちら)

次の【Ⅰ群】の記述と、【Ⅱ群】の人物を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

【Ⅰ群】
A  一般の庶民にも開かれた教育機関である綜芸種智院を設立し、総合的な人間教育をめざした。
B  町人社会における実践哲学である石門心学を創始した。子どもの教育の可能性、子どもの善性を説く大人の役割についても言及した。

【Ⅱ群】
ア  石田梅岩
イ  最澄
ウ  大原幽学
エ  空海
オ  広瀬淡窓

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は4です。

エ 空海

綜芸種智院を設立したのは空海と覚えておきましょう。

限られた身分の子弟を入学させていた従来の教育施設に対し、

空海は庶民を対象として仏教や儒教を教えました。

ア 石田梅岩

石門心学の創始者として覚えておきましょう。

「負けるが勝ち」という言葉を残したのもこの人物です。

その他の簡単な解説です。

イ 最澄

天台宗を開いた人物です。

ウ 大原幽学

主に房総の各地や信州で活躍した農政学者・農民指導者です。

オ 広瀬淡窓

大分の人物で、咸宜を開きました。

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02

正解は4です。

ア、石田梅岩

江戸時代の思想家、倫理学者です。石門心学の開祖です。

イ、 最澄

平安時代初期の仏教僧です。日本の天台宗の開祖であり、

伝教大師として広く知られています。

ウ、 大原幽学

江戸時代後期の農政学者、農民指導者です。

下総国香取郡長部村を拠点に、天保9年に先祖株組織という

農業協同組合を世界で初めて創りました。

エ、 空海

平安時代初期の僧です。弘法大師 空海と表されることもあります。

真言宗を広めました。

オ、 広瀬淡窓

江戸時代の儒教者で、教育者、漢詩人でもありました。

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