保育士の過去問
令和4年(2022年)前期
子ども家庭福祉 問4
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問題
保育士試験 令和4年(2022年)前期 子ども家庭福祉 問4 (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、「児童の権利に関する条約」の一部として、誤ったものを一つ選びなさい。
- 締約国は、いかなる場合も児童がその父母の意思に反してその父母から分離されないことを確保する。
- 児童に関するすべての措置をとるに当たっては、公的若しくは私的な社会福祉施設、裁判所、行政当局又は立法機関のいずれによって行われるものであっても、児童の最善の利益が主として考慮されるものとする。
- 締約国は、自己の意見を形成する能力のある児童がその児童に影響を及ぼすすべての事項について自由に自己の意見を表明する権利を確保する。
- 締約国は、休息及び余暇についての児童の権利並びに児童がその年齢に適した遊び及びレクリエーションの活動を行い並びに文化的な生活及び芸術に自由に参加する権利を認める。
- 締約国は、学校の規律が児童の人間の尊厳に適合する方法で及びこの条約に従って運用されることを確保するためのすべての適当な措置をとる。
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この過去問の解説 (2件)
01
正解は1です。
第9条では、「締約国は児童がその父母の意思に反してその父母から分離されないことを確保する。ただし、権限のある当局が司法の審査に従うことを条件として適用のある法律および手続きに従いその分離が児童の最善の利益のために必要であると決定する場合は、この限りでない」
と記されています。よって、1の設問は不適切です。
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02
正解は1です。
1.×
虐待などの状況を考えると、父母の意志に反していても父母からの分離が望ましい場合があります。
2.〇
「児童の最善の利益」は最優先事項です。
3.〇
児童は自由に自己の意見を表明する権利を持っています。
4.〇
児童は年齢に応じた遊びや生活、文化や芸術に自由に触れる権利があります。
5.〇
学校は児童の人間の尊厳を守った上で児童の権利に関する条約に従った教育が前提です。
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