保育士の過去問
令和4年（2022年）前期
保育の心理学 問18

正解は５です。

A.×

女性・正社員のグラフと女性・非正社員のグラフに注目します。

女性正社員の末子の妊娠判明当時に仕事を辞めた女性にその理由上位3位は

１．仕事を続けたかったが、仕事と育児の両立の難しさで辞めた（30.2％）

２．勤務地や転勤の問題で仕事を続けるのが難しかった（24.4％）

３．家事・育児により時間を割くために辞めた（23.3％）

に対し、女性非正社員の理由上位3位は

１．家事・育児により時間を割くために辞めた（30.2％）

２．仕事を続けたかったが、仕事と育児の両立の難しさで辞めた（29.7％）

３．妊娠・出産に伴う体調の問題で仕事を辞めた（19.8％）

であり、下線部が異なります。

B.×

一番多い理由は

育児と両立できる働き方ができなさそうだった（できなかった）が57.7％と一番多くなっています。

C.〇

設問の通りです。

正解は5です。

【ポイント】

図に答えがのっています。

落ち着いて、正社員と非正社員別に第１位～第３位まで番号を書き込むと、正解しやすいと思います。

Ａ、✕

『末子の妊娠判明当時に仕事を辞めた女性にその理由』について、①正社員、

②非正社員の第３位までの理由をみてみると、

① 正社員

１位：仕事を続けたかったが、仕事と育児の両立の難しさで辞めた

２位：勤務地や転勤の問題で仕事を続けるのが難しかった

３位：家事・育児により時間を割くために辞めた

② 非正社員

１位：家事・育児により時間を割くために辞めた

２位：仕事を続けたかったが、仕事と育児の両立の難しさで辞めた

３位：妊娠・出産に伴う体調の問題で仕事を辞めた

となります。

上位3つの理由が全て同じではないので、✕になります。

Ｂ、✕

下の図を見ましょう。

『仕事を続けたかったが、仕事と育児の両立の難しさで辞めた』と回答した正社員第１位の理由は、「育児と両立できる働き方ができなさそうだった」と図に書かれているので、✕です。

Ｃ、〇

B 同様、下の図を見ましょう。

『仕事を続けたかったが、仕事と育児の両立の難しさで辞めた』と回答した非正社員第１位の理由は、「会社に産前・産後休業や育児休業の制度がなかった」と図に書かれているので、〇です。

A：×

未子妊娠判明当時に仕事を辞めた女性のうち

正社員では

１位：仕事を続けたかったが、仕事と育児の両立の難しさで辞めた

２位：勤務地や転勤の問題で仕事を続けるのが難しかった

３位：家事・育児により時間を割くために辞めた

非正社員では

１位：家事・育児により時間を割くために辞めた

２位：仕事を続けたかったが、仕事と育児の両立の難しさで辞めた

３位：妊娠・出産に伴う体調の問題で仕事を辞めた

となり、上位3位全て異なるので不適切です

B：育児と両立できる働き方ができなさそうだった」が最も多くなっています。よって不適切です。

C：設問の通りです。