問題
A 施設の安全点検は、定期的に行う。
B 消防設備や火気使用設備は、消防署が行うため、保育所での点検は必要ない。
C 施設の出入り口や廊下、非常階段等の近くには物を置かない。
D 「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和23年厚生省令第63号)では、保育所に対し、特に消防計画の作成について述べていない。
答えは「2(A C)」です。
A:災害時だけではなく、
保育中の事故を防止する意味でも、
施設の安全点検は定期的に行う必要があります。
施設の安全点検チェックシートもあります。
B:消防設備点検は、消防法において、
建物に設置されている消防設備など、
半年に一度点検をし、
消防長または消防署長に
報告することが義務づけられています。
そのため、保育所での点検も必要となります。
C:地震など、何か起きて避難する際に、
非常ルートである場所に物を置いてしまうと、
避難をするのに時間がかかってしまい、危険です。
そのため、非常ルートで使う場所には物を置かないようにします。
D:「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」において、
火災や地震などの災害発生に備えて、消防計画を作成し、
消防署に届け出るよう記載されています。
正解は「2」です。
2.A C
A:適切です。
施設の点検は定期的に行い、安全に利用できるように努めていく必要があります。
B:不適切です。
消防署による設備点検は定期的に行われるが、保育所自身での点検も必要であります。
C:適切です。
避難路は常に整理整頓し、いざという際にすぐに避難が行えるようにする必要があります。
D:不適切です。
「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」(昭和23年厚生省令第63号)において、保育所を含む児童福祉施設は非常災害に対する具体的計画を立てるように定められています。
A:○
保育中の事故防止のためにも施設の安全点検は定期的に行います。
B:×
消防署でも点検しますが、保育所でも点検が必要です。
C:○
避難の際に邪魔にならないように施設の出入り口や廊下、非常階段の近くには物を置かないようにします。
D:×
児童福祉施設は非常災害に対する具体的計画を立てるように定められています。
誤りです。
正解です。
誤りです。
誤りです。
誤りです。