保育士 過去問
令和4年(2022年)前期
問127 (子どもの食と栄養 問8)

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問題

保育士試験 令和4年(2022年)前期 問127(子どもの食と栄養 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、幼児期の間食に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  食事とは別のものと考え、市販のお菓子や甘い飲み物を与える。
B  幼児の生活に休息を与え、気分転換の場となる役割を果たす。
C  1日の摂取エネルギーの40%程度を、1日1回与える。
D  むし歯予防のためにも時間を決めて、規則的に与える。
  • A:○  B:○  C:○  D:×
  • A:○  B:×  C:○  D:○
  • A:×  B:○  C:○  D:×
  • A:×  B:○  C:×  D:○
  • A:×  B:○  C:×  D:×

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この過去問の解説 (3件)

01

答えは「」です。

A→×

間食も食事の一つと考えます。

お菓子や甘い飲み物は、

成長に必要な栄養素がほとんど入っていないため、

おにぎりヨーグルトやチーズなどの乳製品

果物などが好ましいとされています。

B→〇

間食の目的はエネルギー補給だけでなく、

心と体をリフレッシュさせる時間でもあります。

C→×

40%ではなく、10∼20%が目安とされています。

回数は1∼2回(午前午後1回ずつ)とされています。

D→〇

間食の時間を決めずにだらだらと与え続けていると、

肥満虫歯の原因になるため、注意が必要です。

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02

正解は「4」です。

A:×  B:○  C:×  D:○

A:×です。

油脂や糖分の多いお菓子やジュースは食事に響く可能性があるので避けます。

B:○です。

大人と同じようにコミュニケーションを深めたり、楽しい気分になったりという役割があります。

C:×です。

1~2歳児では10~15%程度。3~5歳児では10~20%程度の摂取が目安です。

D:○です。

反対に不規則な食生活は虫歯の原因になります。

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03

正解は

「A:× B:○ C:× D:○」

です。

選択肢4. A:×  B:○  C:×  D:○

A:×

体が小さい幼児は、大人と比べ胃袋の大きさが 1/3 程度です。そのため、一度にたくさん食べることはできません。間食で1日3回の食事では取り切れない栄養を補給します。

間食=甘い物ではなく、軽い食事を与えるのが適切です。
 

B:◯
間食はエネルギー補給だけが目的ではなく、休息や気分転換をする時間でもあります。たくさん動き回って疲れた体を休め、家族などと会話をしながら落ちつく事でコミュニケーションを取る時間にもなります。
 

C:×
必要な完食の量の目安は、1日に必要な総エネルギーの10~20%です。幼児の体格や運動量、食事量によって異なるものの、2歳までは150kcal、3歳以降では200kcal程度が必要とされています。
 

D:◯
食べている間、歯に付着した歯垢の中は酸性に傾き、むし歯の原因になります。だらだら食べずに時間を決めることは、むし歯予防のために大切です。
 

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