保育士の過去問
令和4年(2022年)前期
子どもの食と栄養 問7
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問題
保育士試験 令和4年(2022年)前期 子どもの食と栄養 問7 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、「授乳・離乳の支援ガイド」( 2019年:厚生労働省)の離乳の支援に関する記述である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
・離乳後期は、( A )固さのものを与える。離乳食は1日( B )回にし、食欲に応じて、離乳食の量を増やす。食べているときの口唇は、( C )の動きとなる。
・蜂蜜は、乳児ボツリヌス症を引き起こすリスクがあるため、( D )を過ぎるまでは与えない。
・離乳後期は、( A )固さのものを与える。離乳食は1日( B )回にし、食欲に応じて、離乳食の量を増やす。食べているときの口唇は、( C )の動きとなる。
・蜂蜜は、乳児ボツリヌス症を引き起こすリスクがあるため、( D )を過ぎるまでは与えない。
- A:舌でつぶせる B:2 C:左右対称 D:1歳
- A:舌でつぶせる B:3 C:左右非対称 D:2歳
- A:歯ぐきでつぶせる B:2 C:左右対称 D:2歳
- A:歯ぐきでつぶせる B:3 C:左右非対称 D:1歳
- A:歯ぐきで噛める B:3 C:左右対称 D:1歳
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この過去問の解説 (2件)
01
答えは「4」です。
A:歯ぐきでつぶせる
「舌でつぶせる固さ」は、離乳食中期
「歯ぐきで噛める固さ」は、
離乳食完了期の目安になります。
B:3
離乳食初期は1日1回、
中期は1日2回、
後期から1日3回、
食事をとるようにします。
C:左右非対称
食べている時に左右非対称になるのは、
唇が片側ずつ伸縮し、
噛んでいる時の口角が上がるからです。
D:1歳
乳児は腸内細菌の環境が整っておらず、
蜂蜜を食べてしまうとボツリヌス菌が増え、
体内で毒素を作ってしまい、
「乳児ボツリヌス症」を発症します。
便秘が数日間続き、全身の筋力低下、
脱力状態、哺乳力の低下、泣き声が小さくなる等、
様々な症状があります。
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02
正解は「4」です。
4 .A:歯ぐきでつぶせる B:3 C:左右非対称 D:1歳
A:歯ぐきでつぶせる
離乳後期では舌を使って歯ぐきに食べ物を乗せてつぶせるようになります。
B:3
離乳食は1日3回にし、食欲に応じて量を増やします。
C:左右非対称
噛んでいる方向に依るので左右非対称な口の動きをします。
D:1歳
乳児ボツリヌス症は便秘や首のすわりが悪くなるといった症状を引き起こすことがあります。ボツリヌス菌は通常の加熱や調理では死滅しませんので注意が必要です。
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