保育士 過去問
令和4年(2022年)前期
問139 (子どもの食と栄養 問20)

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問題

保育士試験 令和4年(2022年)前期 問139(子どもの食と栄養 問20) (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、学童期・思春期の心身の発達と食生活に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  ローレル指数は、学童期の体格を評価するのに用いられることがある。
B  思春期の過度な食事制限により、カルシウムの摂取不足が起こると、将来の骨粗しょう症の原因となる場合がある。
C  「日本人の食事摂取基準( 2020年版)」(厚生労働省)では、推定エネルギー必要量は、成長期では男女ともに15~17歳が最大である。
D  「日本人の食事摂取基準( 2020年版)」(厚生労働省)では、学童期の年齢区分は、6~7歳、8~9歳、10~11歳の3区分である。
  • A:○  B:○  C:○  D:×
  • A:○  B:○  C:×  D:○
  • A:×  B:○  C:○  D:×
  • A:×  B:×  C:○  D:○
  • A:×  B:×  C:○  D:×

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この過去問の解説 (3件)

01

答えは「」です。

A:○

ローレル指数」とは、

子どもの身長と体重から

学童期の発育状況を知るための数値のことを指します。

B:○

骨は適度な負担をかけると、

強くなろうとします。

しかし、過剰な食事制限をしてしまうと

負担がかからず、強くなろうと

働かなくなってしまいます。

そのため骨が成長とともに弱くなっていってしまい、

将来、骨粗しょう症になる可能性があります。

C:×

文章通り、男性は15∼17歳が最大ですが、

女性は12∼14歳が最大必要量になります。

D:○

文章の通りになります。

参考になった数50

02

正解は「2」です。

2 .A:○  B:○  C:×  D:○

A:○です。

ローレル指数は身長と体重から学童期の肥満度を評価します。

B:○です。

大人になってからでは骨量は増えないと言われていますので、思春期のカルシウム不足によって骨の成長が不十分になることが将来の骨粗しょう症の原因になりえます。

C:×です。

男性については記述の通りですが、女性は12~14歳が最大です。

D:○です。

記述の通りです。

参考になった数17

03

正解は

A:○ B:○ C:× D:○

です。

選択肢2. A:○  B:○  C:×  D:○

A:◯

ローレル指数は学童期の体格を評価するのに用いられます。

カウプ指数は乳幼児の、BMIは成人の体格を評価するのに用いられます。

 

B:◯

思春期は生涯で唯一骨密度が増える時期です。過度な食事制限によるダイエットや激しいスポーツによって栄養が不足した状態が続くと、骨密度が充分に増えることなく生涯を過ごすことになり、将来骨粗しょう症になる可能性が高まります。

 

C:×

問題文のとおり、推定エネルギー必要量は、男性は「15〜17歳」が最大です。しかし女性は「12〜14歳」が最大です。

 

D:◯

問題文のとおりです。

参考になった数5