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保育士の過去問 令和4年(2022年)前期 保育実習理論 問20

問題

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次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
Qさん( 14歳、女児)は10歳の時に両親からのネグレクトを理由に児童相談所に保護され、里親委託となった。4年間、Pさん( 50代、女性)が養育里親として養育している。Pさんは、Qさんとの信頼関係が十分に形成されていると考えていたが、最近、Pさんに対して「どうせ親じゃないんだから、ほっといて」といった発言など、反抗的な態度を示すことが多い。また、無断外泊などを行うようになっている。Pさんは、Qさんの養育に自信をなくしている。Pさんの夫はPさんに対して「そんなに大変ならやめればいい」と伝えた。Pさんは困り果てて、担当の里親支援専門相談員に相談した。

【設問】
次のうち、里親支援専門相談員の対応として、最も適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

A  Qさんの素行の悪さを理由に、委託解除を検討する。
B  Qさんが何らかの葛藤や困難を抱えていると考え、Qさん本人から話を聞く。
C  Pさん夫妻がQさんの状況をどのようにとらえているのか考えを夫婦で共有してもらうとともに、協力して養育に取り組むよう促す。
D  Pさんには里親としての能力がないと判断し、研修の受講を提案する。
   1 .
A B
   2 .
A C
   3 .
B C
   4 .
B D
   5 .
C D
( 保育士試験 令和4年(2022年)前期 保育実習理論 問20 )
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この過去問の解説 (2件)

2

正解は「3」です。

3 .B C

双方の気持ちに寄り添っていくことが支援の基本です。

A:不適切です。無断外泊などは素行の悪い行動と言えなくもないですが、まずはQさんの話を聞くことが大切です。

B:適切です。Qさんの育成歴や現在思春期であることを踏まえつつ、まずは本人の話を聞いていくことが必要になるでしょう。

C:適切です。夫婦間での養育への意識に隔たりがあることは事例からも読み取ることができます。互いの考え方を確認し、協力を促すことが今後のより良い養育にも繋がっていきます。

D:不適切です。能力の有無の判断より先に、困っていることを一緒に解決しようとする姿勢が大切です。

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里親の期間、これまでの関係性、今の状況などを押さえた上で問題を

解くようにしましょう。

事例の状況が違えば、正解となる選択肢も異なります。

まずは【事例】の内容をしっかりと頭に入れてイメージをしてから、

設問に答えていきたいです。

PさんがQさんの養育里親となって4年間は良い関係が築けていたが、

最近になって反抗的な態度を示すことが増えた、とあります。

Qさんの態度が変化した理由を知る必要があるため、第三者の視点から

話を聞くことは適切です。

また、Pさんへの支援も必要です。自信を無くしている状況を受け止め、

丁寧に気持ちに寄り添い、今後どのようにQさんとの関係性を修復していくかを

夫も踏まえて同じ方向性で支援していく必要があります。

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