保育士の過去問
令和4年(2022年)後期
保育原理 問2
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問題
保育士試験 令和4年(2022年)後期 保育原理 問2 (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、保育所保育における養護と教育に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 保育所における保育全体を通じて、養護に関するねらい及び内容を踏まえた保育が展開されなければならない。
B 保育における養護とは、子どもの生命の保持及び情緒の安定を図るために保育士等が保護者と行う援助である。
C 保育における教育とは、子どもが健やかに成長し、集団的活動がより豊かに展開されるための発達の指導である。
D 「保育所保育指針」第2章「保育の内容」では、主に教育に関わる側面からの視点が示されているが、実際の保育においては、養護と教育が一体となって展開されることに留意する必要がある。
A 保育所における保育全体を通じて、養護に関するねらい及び内容を踏まえた保育が展開されなければならない。
B 保育における養護とは、子どもの生命の保持及び情緒の安定を図るために保育士等が保護者と行う援助である。
C 保育における教育とは、子どもが健やかに成長し、集団的活動がより豊かに展開されるための発達の指導である。
D 「保育所保育指針」第2章「保育の内容」では、主に教育に関わる側面からの視点が示されているが、実際の保育においては、養護と教育が一体となって展開されることに留意する必要がある。
- A:○ B:○ C:× D:○
- A:○ B:○ C:× D:×
- A:○ B:× C:× D:○
- A:× B:○ C:○ D:×
- A:× B:× C:○ D:○
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この過去問の解説 (2件)
01
A 保育所における保育全体を通じて、養護に関するねらい及び内容を踏まえた保育が展開されなければならない。
→〇です。
B 保育における養護とは、子どもの生命の保持及び情緒の安定を図るために保育士等が保護者と行う援助である。
→×です
保育所保育指針の中で、
「保育における「養護」とは、
子どもの生命の保持及び情緒の安定を図るために保育士等が行う援助や関わりであり」
とあります。
問題文中の「保護者と」が不適切です。
C 保育における教育とは、子どもが健やかに成長し、集団的活動がより豊かに展開されるための発達の指導である。
→×です。
保育所保育指針の中で、
「教育」とは、子どもが健やかに成長し、
その活動がより豊かに展開されるための発達の援助である」
とあります。
問題文中の「集団的活動」「指導」の部分が不適切です。
子どもの園での生活は集団的活動に限ったことではありません。
また、保育では「子どもの育ちを支える」という視点が大切であり、
子ども達自らの学びや成長を促すことをしていきます。
D 「保育所保育指針」第2章「保育の内容」では、主に教育に関わる側面からの視点が示されているが、実際の保育においては、養護と教育が一体となって展開されることに留意する必要がある。
→〇です。
よって、
A:○ B:× C:× D:○
となる選択肢が正解です。
不適切です。
不適切です。
適切です。
不適切です。
不適切です。
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02
この問題を解くには、保育所保育における養護と教育についての理解が必要です。
まだ理解不足という方はこの解説を見て学びましょう。
Bが間違いです。
保育における養護とは、子どもの生命の保持及び情緒の安定を図るために保育士等が行う援助や関わりです。
Bの選択肢では、保育士等が保護者と行う、となっているため×になります。
B、Dが間違いです。
Dについて、記述の通りなので○です。
正しい組み合わせです。
養護と教育が一体となった保育を行うためには、子どもが安心して過ごせる環境作りが大切です。
全て間違いです。
Aは記述の通りなので○が正しい答えです。
A、Cが間違いです。
Cについて、保育における教育とは子どもが健やかに成長し、その活動がより豊かに展開されるための発達の援助です。
選択肢では集団活動となっていますが、集団活動のための教育ではないので×になります。また、指導ではなく援助というのが保育の基本姿勢です。
養護とは、子どもが心身ともに心地よいと感じる環境を整え、子ども自身が主体的に育つための援助を行うことを指します。そして、その養護がベースとなり、5領域としてねらいと内容が定義づけられた教育が展開されます。
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