保育士の過去問
令和4年(2022年)後期
社会的養護 問4

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

保育士試験 令和4年(2022年)後期 社会的養護 問4 (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、家庭支援専門相談員の配置が義務づけられていない児童福祉施設を一つ選びなさい。
  • 児童養護施設
  • 児童自立支援施設
  • 乳児院
  • 母子生活支援施設
  • 児童心理治療施設

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

家庭支援専門相談員(ファミリーソーシャルワーカー)は、

児童相談所との密接な連携のもと、入所児童の早期家庭復帰、

里親委託等を目的として相談・指導を行います

乳児院や児童養護施設、児童心理治療施設、児童自立支援施設に配置が義務づけられています。

選択肢1. 児童養護施設

児童指導員・嘱託医・保育士・個別対応職員

家庭支援専門相談員・栄養士・調理員・看護師(乳児が入所している場合)

の配置が義務付けられています。

選択肢2. 児童自立支援施設

児童自立支援専門員・嘱託医・精神科の診療に相当の経験を有する医師または嘱託医

個別対応職員・家庭支援専門相談員・栄養士・調理員

の配置が義務付けられています。

選択肢3. 乳児院

嘱託医・看護師・家庭支援専門相談員・調理員またはこれに代わるべきもの

の配置が義務付けられています。

選択肢4. 母子生活支援施設

母子支援員・嘱託医・少年を指導する職員・調理員

の配置が義務付けられています。

選択肢5. 児童心理治療施設

医師・心理療法担当職員・児童指導員・保育士・看護師

個別対応職員・家庭支援専門相談員・栄養士・調理員

の配置が義務付けられています。

参考になった数40

02

家庭支援専門相談員(ファミリーソーシャルワーカー)は、児童相談所と連携し、早期家庭復帰に向けての相談援助、里親支援専門相談員と協力して里親家庭への相談援助などの役割があります。乳児院、児童養護施設、児童心理治療施設、児童自立支援施設では設置が義務付けられています。

選択肢1. 児童養護施設

施設長・児童指導員・保育士・個別対応職員・家庭支援専門相談員・栄養士・調理員等・嘱託医・事務員 
の配置が義務付けられているため、不適切です。

選択肢2. 児童自立支援施設

児童自立支援専門員・児童生活支援員・嘱託医及び精神科の診療に相当の経験を有する医師又は嘱託医・個別対応職員・家庭支援専門相談員・心理療法担当職員・職業指導員・栄養士・調理員
の配置が義務付けられているため、不適切です。
 

選択肢3. 乳児院

施設長・児童指導員・保育士・看護師・個別対応職員・家庭支援専門相談員・栄養士・調理員等・嘱託医・事務員 
の配置が義務付けられているため、不適切です。
 

選択肢4. 母子生活支援施設

施設長・少年指導員兼事務員・保育士・調理員等・母子支援員・嘱託医
の配置が義務付けられているため、適切です

選択肢5. 児童心理治療施設

医師・心理療法担当職員・児童指導員・保育士・看護師・個別対応職員・家庭支援専門相談員・栄養士・調理員
の配置が義務付けられているため、不適切です。
 

まとめ

条件によって配置される職員、配置しないことができる職員があります。

参考になった数16