保育士の過去問
令和4年(2022年)後期
子どもの食と栄養 問2
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問題
保育士試験 令和4年(2022年)後期 子どもの食と栄養 問2 (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、「食生活指針」(平成28年文部科学省・厚生労働省・農林水産省)の「食生活指針の実践」の一部として、誤ったものを一つ選びなさい。
- おいしい食事を、味わいながらゆっくりよく噛んで食べましょう。
- 家族の団らんや人との交流を大切に、また、食事づくりに参加しましょう。
- 地域や家庭で受け継がれてきた料理や作法を伝えていきましょう。
- 「和食」をはじめとした日本の食文化を大切にして、日々の食生活に活かしましょう。
- 牛乳・乳製品、緑黄色野菜、豆類、小魚などで、糖質・脂質を十分にとりましょう。
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この過去問の解説 (3件)
01
「食生活指針」(平成28年文部科学省・厚生労働省・農林水産省)の「食生活指針の実践」は、良く出題される内容です。
各項目について、しっかり確認しましょう。
適切です。
適切です。
適切です。
適切です。
不適切です。
正しくは、「牛乳・乳製品・緑黄色野菜・豆類・小魚などで、カルシウムを十分にとりましょう。」です。
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02
「食生活指針」(平成28年 文部科学省・厚生労働省・農林水産省)の「食生活指針の実践」をご覧ください。
誤ったものを問うています。
食生活指針(改定案)
① 食事を楽しみましょう。
・毎日の食事で、健康寿命をのばしましょう。
・おいしい食事を味わいながら、ゆっくりよく噛んで食べましょう。
・家族の団らんや人との交流を大切に、また、食事づくりに参加しましょう。
② 1日の食事のリズムから、健やかな生活リズムを。
・朝食で、いきいきした1日を始めましょう。
・夜食や間食はとりすぎないようにしましょう。
・飲酒はほどほどにしましょう。
③ 適度な運動とバランスのよい食事で、適正体重の維持を。
・普段から体重を量り、食事量に気をつけましょう。
・普段から意識して身体を動かすようにしましょう。
・無理な減量はやめましょう。
・特に若年女性や高齢者は、やせ・低栄養にも気をつけましょう。
④ 主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。
・多様な食品を組み合わせましょう。
・調理方法が偏らないようにしましょう。
・手作りと外食や加工食品・調理食品を上手に組み合わせましょう。
⑤ ごはんなどの穀類をしっかりと。
・穀類を毎食とって、糖質からのエネルギー摂取を適正に保ちましょう。
・日本の気候・風土に適している米などの穀類を利用しましょう。
⑥ 野菜・果物、牛乳・乳製品、豆類、魚なども組み合わせて。
・たっぷり野菜と毎日の果物で、ビタミン、ミネラル、食物繊維をとりましょう。
・牛乳・乳製品、緑黄色野菜、豆類、小魚などで、カルシウムを十分にとりましょう。
⑦ 食塩は控えめに、脂肪は質と量を考えて。
・食塩の多い食品や料理を控えめにしましょう。 食塩摂取量の目標値は、男性で1日8g未満、女性で7g未満とされています。
・動物、植物、魚由来の脂肪をバランスよくとりましょう。
・栄養成分表示を見て、食品や外食を選ぶ習慣を身につけましょう。
⑧ 日本の食文化や地域の産物を活かし、郷土の味の継承を。
・「和食」をはじめとした日本の食文化を大切にして、日々の食生活に活かしましょう。
・地域の産物や旬の素材を使うとともに、行事食を取り入れながら、自然の恵みや四季の変化を楽しみましょう。
・食材に関する知識や調理技術を身につけましょう。
・地域や家庭で受け継がれてきた料理や作法を伝えていきましょう。
⑨ 食料資源を大切に、無駄や廃棄の少ない食生活を。
・まだ食べられるのに廃棄されている食品ロスを減らしましょう。
・調理や保存を上手にして、食べ残しのない適量を心がけましょう。
・賞味期限や消費期限を考えて利用しましょう。
⑩ 「食」に関する理解を深め、食生活を見直してみましょう。
・子供のころから、食生活を大切にしましょう。
・家庭や学校、地域で、食品の安全性を含めた「食」に関する知識や 理解を深め、望ましい習慣を身につけましょう。
・家族や仲間と、食生活を考えたり、話し合ったりしてみましょう。
・自分たちの健康目標をつくり、よりよい食生活を目指しましょう。
正しいです。
正しいです。
正しいです。
正しいです。
誤りです。
「糖質・脂質」ではなく、「カルシウム」です。
「食生活指針」(平成28年 文部科学省・厚生労働省・農林水産省)の「食生活指針の実践」に目を通して確認しておきましょう。
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03
この問題のポイントは以下のとおりです。
食生活、栄養素についての理解です。
では、問題を見ていきましょう。
適切です。
適切です。
適切です。
適切です。
「牛乳・乳製品、緑黄色野菜、豆類、小魚などで、カルシウムを十分にとりましょう。」とあります。
「食生活指針」を見ておきましょう。
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