保育士の過去問
令和4年(2022年)後期
子どもの食と栄養 問3

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

保育士試験 令和4年(2022年)後期 子どもの食と栄養 問3 (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、「平成27年度乳幼児栄養調査結果」(厚生労働省)に関する記述として、「現在子どもの食事について困っていること」(回答者:2~3歳未満児の保護者)の回答の割合が、最も高かったものを一つ選びなさい。
  • 遊び食べをする
  • 早食い、よくかまない
  • 小食
  • 食べること(食べもの)に関心がない
  • 偏食する

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

「現在子どもの食事について困っていること」は、

・2歳~3歳未満では「遊び食べをする」と回答した 者の割合が 41.8%と最も高いです。

・3歳~4歳未満、4歳~5歳未満、5歳以上では「食べるのに時間 がかかる」と回答した者の割合が最も高く、それぞれ 32.4%、37.3%、34.6%でした。

・5歳以上では、「特にない」と回答した者の割合が最も高く22.5%ですが、約8割の保護者が子どもの食事について困りごとを抱えています。

選択肢1. 遊び食べをする

2歳~3歳未満では「遊び食べをする」と回答した 者の割合が 41.8%と最も高いです。

選択肢2. 早食い、よくかまない

2歳~3歳未満では16.8%、その他の年齢では10%未満でした。

選択肢3. 小食

各年齢で10%代でした。

選択肢4. 食べること(食べもの)に関心がない

各年齢で5%代でした。

選択肢5. 偏食する

5歳以上で28.5%、その他の年代で30%代でした。

参考になった数17

02

「平成 27 年度乳幼児栄養調査結果」(厚生労働省)に関する記述として、P.15をご覧ください。

「現在子どもの食事について困っていること」(回答者:2~3歳未満児の保護者)の回答の割合が、最も高かったものを問われています。

(4)現在子どもの食事について困っていること

図 16 現在子どもの食事で困っていること(回答者:2~6歳児の保護者)のグラフとあわせてご覧ください。

説明文には次のように書かれています。

「現在子どもの食事について困っていることは、2歳~3歳未満では「遊び食べをする」と回答した者の割合が 41.8%と最も高く、3歳~4歳未満、4歳~5歳未満、5歳以上では「食べるのに時間がかかる」と回答した者の割合が最も高く、それぞれ 32.4%、37.3%、34.6%であった。

「特にない」と回答した者の割合が最も高い5歳以上でも、22.5%であり、約8割の保護者が子どもの食事について困りごとを抱えていた。

 これより、「遊び食べをする」が正解です。

選択肢1. 遊び食べをする

正解の選択肢です。

41.8%と最も高いです。

選択肢2. 早食い、よくかまない

誤りです。

16.3%です。

選択肢3. 小食

誤りです。

11.0%です。

選択肢4. 食べること(食べもの)に関心がない

誤りです。

5.1%です。

選択肢5. 偏食する

誤りです。

32.1%です。

まとめ

「平成 27 年度乳幼児栄養調査結果」(厚生労働省)に目を通しておきましょう。

また、(4)現在子どもの食事について困っていること (図 16 )では、年齢別に上位5位くらいまで把握しておくとよいでしょう。

参考になった数10

03

この問題のポイントは以下の通りです。

子どもの発達と食事について理解しましょう。

では、問題を見ていきましょう。

選択肢1. 遊び食べをする

41.8%で最も多いです。

選択肢2. 早食い、よくかまない

16.3%です。

選択肢3. 小食

11.0%です。

選択肢4. 食べること(食べもの)に関心がない

5.1%です。

選択肢5. 偏食する

32.1%です。

まとめ

2歳~5歳以上の調査ですが、各年齢ごとにほぼ順位は変わりません。

参考になった数4