保育士の過去問
令和4年(2022年)後期
子どもの食と栄養 問12
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問題
保育士試験 令和4年(2022年)後期 子どもの食と栄養 問12 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、「学校給食実施基準の一部改正について」(令和3年文部科学省)に示されている学校給食の食事内容の充実の一部である。正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 献立作成は、各教科等の食に関する指導とは別に、栄養教諭、学校栄養職員が行う食に関する指導に合わせること。
B 学校給食を通して、日常又は将来の食事作りにつなげることができるよう、献立名や食品名が明確な献立作成に努めること。
C 食物アレルギー等のある児童生徒に対しては、学校医が責任を持ち、個々の児童生徒の状況に応じた対応に努めること。
D 地域の食文化等を学ぶ中で、世界の多様な食文化等の理解も深めることができるよう配慮すること。
A 献立作成は、各教科等の食に関する指導とは別に、栄養教諭、学校栄養職員が行う食に関する指導に合わせること。
B 学校給食を通して、日常又は将来の食事作りにつなげることができるよう、献立名や食品名が明確な献立作成に努めること。
C 食物アレルギー等のある児童生徒に対しては、学校医が責任を持ち、個々の児童生徒の状況に応じた対応に努めること。
D 地域の食文化等を学ぶ中で、世界の多様な食文化等の理解も深めることができるよう配慮すること。
- A:○ B:○ C:○ D:×
- A:○ B:○ C:× D:○
- A:○ B:× C:○ D:×
- A:× B:○ C:× D:○
- A:× B:× C:○ D:○
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この過去問の解説 (3件)
01
「学校給食実施基準の一部改正について」(令和3年文部科学省)に示されている学校給食の食事内容の充実の一部をご覧ください。
学校給食の食事内容の充実等について
(1) 学校給食の食事内容については、学校における食育の推進を図る観点から、学級担任や教科担任と栄養教諭等とが連携しつつ、給食時間はもとより、各教科等において、学校給食を活用した食に関する指導を効果的に行えるよう配慮すること。また、食に関する指導の全体計画と各教科等の年間指導計画等とを関連付けながら、指導が行われるよう留意すること。
① 献立に使用する食品や献立のねらいを明確にした献立計画を示すこと。
② 各教科等の食に関する指導と意図的に関連させた献立作成とすること。
③ (省略)
④ 我が国の伝統的食文化について興味・関心を持って学び、郷土に関心を寄せる心を育むとともに、地域の食文化の継承につながるよう、郷土に伝わる料理を積極的に取り入れ、児童生徒がその歴史、ゆかり、食材などを学ぶ取組に資するよう配慮すること。また、地域の食文化等を学ぶ中で、世界の多様な食文化等の理解も深めることができるよう配慮すること。
⑤ 児童生徒が学校給食を通して、日常又は将来の食事作りにつなげることができるよう、献立名や食品名が明確な献立作成に努めること。
⑥ 食物アレルギー等のある児童生徒に対しては、校内において校長、学級担任、栄養教諭、学校栄養職員、養護教諭、学校医等による指導体制を整備し、保護者や主治医との連携を図りつつ、可能な限り、個々の児童生徒の状況に応じた対応に努めること。なお、実施に当たっては、公益財団法人日本学校保健会で取りまとめられた「学校生活管理指導表(アレルギー疾患用)」及び「学校のアレルギー疾患に対する取り組みガイドライン」並びに文部科学省が作成した「学校給食における食物アレルギー対応指針」を参考とすること。
(以下略)
これより、
A 不適切です。
献立作成は、各教科等の食に関する指導と意図的に関連させて、学級担任、栄養教諭、学校栄養職員などが行う食に関する指導が効果的に行えるように配慮します。
B 適切です。
C 不適切です。
食物アレルギー等のある児童生徒に対しては、校内において校長、学級担任、栄養教諭、学 校栄養職員、養護教諭、学校医等による指導体制を整備し、保護者や主治医との連携を図りつつ、可能な限り、個々の児童生徒の状況に応じた対応に努めることになっています。
学校医が責任を持つわけではありません。
D 適切です。
よって正解は、「A:× B:○ C:× D:○」です。
A・C・Dが誤りです。
Aが誤りです。
A・B・C・Dのすべてが誤りです。
正解の選択肢です。
B・Cが誤りです。
「学校給食実施基準の一部改正について」(令和3年文部科学省)に示されている学校給食の食事内容の充実 に目を通して内容を確認しておきましょう。
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02
「学校給食実施基準」は、令和3年に改正されました。指針や基準の改正は、頻出の問題ですので、よく確認しましょう。
A:不適切です。「各教科等の食に関する指導とは別」ではなく、「意図的に関連させた献立作成とすること」が正しいです。
B:適切です。
C:不適切です。「学校医が責任を持つ」のではなく、「校内において校長、学級担任、栄養教諭、学校栄養職員、養護教諭、学校医等による指導体制を整備し、保護者や主治医との連携を図りつつ、可能な限り、個々の児童生徒の状況に応じた対応に努めること。」が正しいです。
D:適切です。
上記説明により、誤りです。
上記説明により、誤りです。
上記説明により、誤りです。
上記説明により、正しいです。
上記説明により、誤りです。
正解は「A:× B:○ C:× D:○」です。
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03
この問題のポイントは以下の通りです。
学校給食の食事内容の充実、指導計画、アレルギーについてです。
では、問題を見ていきましょう。
学校における食育の推進を図る観点から、学校給食を活用した食に関する指導を効果的に行えるよう配慮すること
また、年間指導計画等を関連付けての指導に留意すること
校内に指導体制を整備し、保護者や主治医との連携を図りつつ、可能な限り、個々の児童生徒の状況に応じた対応に努めること
世界の多様な食文化等の理解も含めることができるよう配慮すること
とされています。
学校における食育の推進を図る観点から、学校給食を活用した食に関する指導を効果的に行えるよう配慮すること
また、年間指導計画等を関連付けての指導に留意すること
とされています。
学校給食を活用した食に関する指導を効果的に行えるよう配慮すること
また、年間指導計画等を関連付けての指導に留意すること
学校給食を通して、日常又は将来の食事作りにつなげることができるよう、献立名や食品名が明確な献立作成に努めること
世界の多様な食文化等の理解を深めることができるよう配慮すること
とされています。
適切です。
学校給食を活用した食に関する指導を効果的に行えるよう配慮すること
また、年間指導計画等を関連付けての指導に留意すること
学校給食を通して、日常又は将来の食事作りにつなげることができるよう、献立名や食品名が明確な献立作成に努めること
世界の多様な食文化等の理解を深めることができるよう配慮すること
とされています。
学校給食実施基準の一部改正について見ておきましょう。
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