保育士の過去問
令和5年(2023年)後期
子ども家庭福祉 問2

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問題

保育士試験 令和5年(2023年)後期 子ども家庭福祉 問2 (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、日本の児童福祉の歴史に関する記述として、不適切なものを一つ選びなさい。
  • 糸賀一雄は、第二次世界大戦後の混乱期に「近江学園」を設立し、園長に就任した。その後「びわこ学園」を設立した。「この子らを世の光に」という言葉を残したことで有名である。
  • 野口幽香らは、東京麹町に「二葉幼稚園」を設立し、日本の保育事業の草分けの一つとなった。
  • 岩永マキは、1887(明治20)年に「岡山孤児院」を設立した。
  • 日本で最初の知的障害児施設は、1891(明治24)年に石井亮一が設立した「滝乃川学園」である。
  • 留岡幸助は、1899(明治32)年に東京巣鴨に私立の感化院である「家庭学校」を設立した。

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この過去問の解説 (2件)

01

人物問題は必ずといっていいほど出題があります。

キーワードとあわせて押さえておきましょう。

保育原理や教育原理でも出題があるかもしれません。

選択肢1. 糸賀一雄は、第二次世界大戦後の混乱期に「近江学園」を設立し、園長に就任した。その後「びわこ学園」を設立した。「この子らを世の光に」という言葉を残したことで有名である。

キーワードは「近江学園」「この子らを世の光に」です。

選択肢2. 野口幽香らは、東京麹町に「二葉幼稚園」を設立し、日本の保育事業の草分けの一つとなった。

キーワードは「二葉幼稚園」です。

選択肢3. 岩永マキは、1887(明治20)年に「岡山孤児院」を設立した。

「岡山孤児院」を設立したのは、石井十次です。

岩永マキは、「浦上養育院」を設立しました。

選択肢4. 日本で最初の知的障害児施設は、1891(明治24)年に石井亮一が設立した「滝乃川学園」である。

キーワードは「滝乃川学園」「日本初の知的障害児施設」です。

選択肢5. 留岡幸助は、1899(明治32)年に東京巣鴨に私立の感化院である「家庭学校」を設立した。

キーワードは「家庭学校」です。

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02

日本の児童福祉の歴史に関連した人物については覚えておきましょう!

選択肢1. 糸賀一雄は、第二次世界大戦後の混乱期に「近江学園」を設立し、園長に就任した。その後「びわこ学園」を設立した。「この子らを世の光に」という言葉を残したことで有名である。

糸賀一雄:

第二次世界大戦後の混乱期に近江学園、その後びわこ学園を設立しました。           

この子らを世の光にと主張し、第二次世界大戦後、障害のある人たちの教育・福祉に影響を与えました。

選択肢2. 野口幽香らは、東京麹町に「二葉幼稚園」を設立し、日本の保育事業の草分けの一つとなった。

野口幽香:

東京麹町に二葉幼稚園(後の二葉保育園)を設立し、日本の保育事業の草分けの一つとなりました。

選択肢3. 岩永マキは、1887(明治20)年に「岡山孤児院」を設立した。

不適切な選択肢です。

岡山孤児院を設立したのは、石井十次です。

選択肢4. 日本で最初の知的障害児施設は、1891(明治24)年に石井亮一が設立した「滝乃川学園」である。

石井亮一:

日本で最初の知的障害児施設である滝乃川学園を設立しました。

選択肢5. 留岡幸助は、1899(明治32)年に東京巣鴨に私立の感化院である「家庭学校」を設立した。

留岡幸助:

東京の巣鴨に家庭学校を設立しました。

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