保育士の過去問
令和5年(2023年)後期
保育実習理論 問3

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

保育士試験 令和5年(2023年)後期 保育実習理論 問3 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」2「1歳以上3歳未満児の保育に関わるねらい及び内容」オ「表現」(ウ)「内容の取扱い」の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

・子どもの表現は、遊びや生活の様々な場面で( A )されているものであることから、それらを積極的に受け止め、様々な( B )の仕方や感性を豊かにする経験となるようにすること。
・子どもが試行錯誤しながら様々な( B )を楽しむことや、自分の力でやり遂げる( C )などに気付くよう、温かく見守るとともに、適切に援助を行うようにすること。
  • A:表現  B:表出  C:満足感
  • A:表現  B:表出  C:充実感
  • A:表現  B:表出  C:達成感
  • A:表出  B:表現  C:達成感
  • A:表出  B:表現  C:充実感

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

「保育所保育指針」第2章「保育の内容」2「1歳以上3歳未満児の保育に関わるねらい及び内容」オ「表現」(ウ)「内容の取扱い」に関する問題です。

 

それぞれに当てはまる語句をみていきましょう。

・子どもの表現は、遊びや生活の様々な場面で( A:表出 )されているものであることから、それらを積極的に受け止め、様々な( B:表現 )の仕方や感性を豊かにする経験となるようにすること。
・子どもが試行錯誤しながら様々な( B:表現 )を楽しむことや、自分の力でやり遂げる( C:充実感 )などに気付くよう、温かく見守るとともに、適切に援助を行うようにすること。

 

よって、「A:表出  B:表現  C:充実感」が正解となります。

 

(参考)

表現の内容の取り扱いの一部です。

① 子どもの表現は、遊びや生活の様々な場面で表出されているものであることから、それらを積極的に受け止め、様々な表現の仕方や感性を豊かにする経験となるようにすること。

② 子どもが試行錯誤しながら様々な表現を楽しむことや、自分の力でやり遂げる充実感などに気付くよう、温かく見守るとともに、適切に援助を行うようにすること。

③ 様々な感情の表現等を通じて、子どもが自分の感情や気持ちに気付くようになる時期であることに鑑み、受容的な関わりの中で自信をもって表現をすることや、諦めずに続けた後の達成感等を感じられるような経験が蓄積されるようにすること。

④ 身近な自然や身の回りの事物に関わる中で、発見や心が動く経験が得られるよう、諸感覚を働かせることを楽しむ遊びや素材を用意するなど保育の環境を整えること。

 

厚生労働省 HPより引用

https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=00010450&dataType=0&pageNo=1

 

子どもの発達や年齢に応じたねらいや内容を理解し、保育所保育指針は暗記するくらいまで覚えましょう。

選択肢1. A:表現  B:表出  C:満足感

不適切です。

正解の選択肢は「A:表出  B:表現  C:充実感」となります。

選択肢2. A:表現  B:表出  C:充実感

不適切です。

正解の選択肢は「A:表出  B:表現  C:充実感」となります。

選択肢3. A:表現  B:表出  C:達成感

不適切です。

正解の選択肢は「A:表出  B:表現  C:充実感」となります。

選択肢4. A:表出  B:表現  C:達成感

不適切です。

正解の選択肢は「A:表出  B:表現  C:充実感」となります。

選択肢5. A:表出  B:表現  C:充実感

正解です。

参考になった数12

02

「保育所保育指針」第2章「保育の内容」2「1歳以上3歳未満児の保育に関わるねらい及び内容」オ「表現」(ウ)「内容の取扱い」では、

 

①子どもの表現は、遊びや生活の様々な場面で表出されているものであることから、それらを積極的に受け止め、様々な表現の仕方や感性を豊かにする経験となるようにすること

 

②子どもが試行錯誤しながら様々な表現を楽しむことや、自分の力でやり遂げる充実感などに気付くよう、温かく見守るとともに、適切に援助を行うようにすること

 

とされています。

 

①について

1歳以上3歳未満の時期の子どもは様々な環境に触れていく中で感情が揺さぶられ、それを表現しようとします。そのため様々なものに触れられるような環境構成が必要となります。そのような経験をしていく中で言葉や身体でのさまざまな表現方法や感性を身に付けていきます。

 

②について

1歳以上になると目の前にないもののイメージをすることや、見通しをもつことができるようになります。子どもが自分の力で取り組み、成功や失敗をしていくことが充実感や満足感につながります。そのため子どもが試行錯誤し、自分なりの表現ができるような環境作りが大切です。

選択肢1. A:表現  B:表出  C:満足感

全て不適切です。

選択肢2. A:表現  B:表出  C:充実感

AとBが不適切です。

選択肢3. A:表現  B:表出  C:達成感

全て不適切です。

選択肢4. A:表出  B:表現  C:達成感

Cが不適切です。

選択肢5. A:表出  B:表現  C:充実感

適切です。

参考になった数5