保育士の過去問
令和5年（2023年）後期
保育実習理論 問10

実際に保育士として勤務することを想定した問題となります。

A：×　　

「新任のため、保育所内の環境についてよく理解していないので、発言は控える。」は誤っています。

保育士として、よりよい環境にしていくためには様々な意見の発信が必要となりますので、意見を持つことが大切といえます。
 

B：×　　

「他の保育士の意見より、施設長や主任などの意見を尊重する。」は誤っています。

施設長や主任などの意見を尊重するだけでなく、他の保育士の意見も尊重される必要があります。
 

C：○　　

「自分の考えと異なる保育士の意見にも耳を傾ける。」は正しいといえます。

自分の考えだけに固執せず、他の意見にも耳を傾けることは保育士だけでなく、社会人として必要です。
 

D：×　　

「看護師、調理員、栄養士等とは職務内容が異なるので、それぞれが担う業務に対しての意見は控える。」は誤っています。

職務内容が違うことで意見が出ることもあるので、より良い環境にしていくためには、その意見も尊重されなければなりません。

よって、正解は「A：×　　B：×　　C：○　　D：×」となります。

事例問題です。

A：新任でも意見や疑問点は発言することが大切です。

新任だからこその視点からの意見も重要になります。

B：施設長や主任だけでなく、他の保育士の意見も尊重しましょう。

C：他の意見にも耳を傾けることで新たな視点を得ることができ、保育の幅が広がります。

D：看護師、調理員、栄養士も連携して保育をしているため、保育士の視点からの意見を共有することも大切です。