保育士の過去問
令和6年(2024年)前期
保育原理 問2

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問題

保育士試験 令和6年(2024年)前期 保育原理 問2 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「保育所保育指針」第1章「総則」(2)「保育の目標」の一部である。( A )~( E )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

・十分に( A )の行き届いた環境の下に、くつろいだ雰囲気の中で子どもの様々な欲求を満たし、生命の保持及び情緒の安定を図ること。
・人との関わりの中で、人に対する愛情と信頼感、そして( B )を大切にする心を育てるとともに、自主、自立及び協調の態度を養い、道徳性の芽生えを培うこと。
・( C )についての興味や関心を育て、それらに対する豊かな心情や思考力の芽生えを培うこと。
・( D )の中で、言葉への興味や関心を育て、話したり、聞いたり、相手の話を理解しようとするなど、言葉の豊かさを養うこと。
・様々な体験を通して、豊かな( E )を育み、創造性の芽生えを培うこと。

【語群】
ア 養育  イ 人権  ウ 生命、自然及び社会の事象  エ 生活  オ 感性や表現力
カ 養護  キ 規範  ク 生命、自然など周囲の環境  ケ 対話  コ 思考や判断力

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題では、「保育所保育指針」の第1章「総則」の1「保育所保育に関する基本原則」の中にある(2)保育の目標の内容理解について問われています。紛らわしい用語は区別して覚えることが重要です。以下にその原文を示します。

 

ア 保育所は、子どもが生涯にわたる人間形成にとって極めて重要な時期に、その生活時間の大半を過ごす場である。このため、保育所の保育は、子どもが現在を最も良く生き、望ましい未来をつくり出す力の基礎を培うために、次の目標を目指して行わなければならない。

(ア) 十分に養護の行き届いた環境の下に、くつろいだ雰囲気の中で子どもの様々な欲求を満たし、生命の保持及び情緒の安定を図ること。

(イ) 健康、安全など生活に必要な基本的な習慣や態度を養い、心身の健康の基礎を培うこと。

(ウ) 人との関わりの中で、人に対する愛情と信頼感、そして人権を大切にする心を育てるとともに、自主、自立及び協調の態度を養い、道徳性の芽生えを培うこと。

(エ) 生命、自然及び社会の事象についての興味や関心を育て、それらに対する豊かな心情や思考力の芽生えを培うこと。

(オ) 生活の中で、言葉への興味や関心を育て、話したり、聞いたり、相手の話を理解しようとするなど、言葉の豊かさを養うこと。

(カ) 様々な体験を通して、豊かな感性や表現力を育み、創造性の芽生えを培うこと。

イ 保育所は、入所する子どもの保護者に対し、その意向を受け止め、子どもと保護者の安定した関係に配慮し、保育所の特性や保育士等の専門性を生かして、その援助に当たらなければならない。

 

よって、正解は以下となります。

A カ 養護

B イ 人権

C ウ 生命、自然及び社会の事象

D エ 生活

E オ 感性や表現力

選択肢4. A:カ  B:イ  C:ウ  D:エ  E:オ

解説の冒頭で述べたとおりです。

これは、正しい組み合わせです。

まとめ

「保育所保育指針」についてはその内容まで細かく出題されています。

内容を正しく理解し、正しい組み合わせを語群から選べるようになりましょう。

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