保育士 過去問
令和6年(2024年)前期
問30 (教育原理 問10)

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問題

保育士試験 令和6年(2024年)前期 問30(教育原理 問10) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「学びや生活の基盤をつくる幼児教育と小学校教育の接続について~幼保小の協働による架け橋期の教育の充実~」(令和5年2月 中央教育審議会 初等中等教育分科会 幼児教育と小学校教育の架け橋特別委員会)の一部である。( A )・( B )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

幼児教育と小学校教育の教育課程の構成原理等の違いは、子供の発達の段階に応じた教育を行うために必要な違いではあるが、子供一人一人の発達や学びは幼児期と児童期ではっきりと分かれるものではなく、( A )ため、必ずしも合致しない場合があるためである。また、合致しない場合に、小学校入学当初の子供が、小学校での学習や生活に関する自らの不安や不満を自覚し大人に伝えることは難しいと考えられ、一人で戸惑いや悩みを抱えこむことにより、その後の小学校での学習や生活に支障をきたすおそれがある。子供にとっては、初めての進学であり、この時期につまずいてしまうことは、その後の学校生活や成長に大きな負の影響を与えかねない。そして、ひいては( B )の要因にもなりかねず、低学年の( B )の子供への支援の観点からも、幼児教育と小学校教育の円 滑な接続が重要であることが指摘されているところである。
  • A:重なりがある   B:不登校
  • A:重なりがある   B:学力不足
  • A:つながっている  B:学習意欲不足
  • A:つながっている  B:学力不足
  • A:つながっている  B:不登校

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この過去問の解説 (1件)

01

A「つながっている」
子どもの発達や学びが幼児期と児童期で明確に分かれるものではなく、連続性があることを示しています

「つながっている」という表現がこの意味を最もよく表しています。

 

B「不登校」
文中で「その後の小学校での学習や生活に支障をきたすおそれがある」「その後の学校生活や成長に大きな負の影響を与えかねない」という表現があり、これは不登校につながる可能性を示唆しています

また、「低学年の( B )の子供への支援の観点から」という表現も、不登校の問題に対する支援を表しています。

 

 

したがって、正解は

A:つながっている  B:不登校」です。


 

選択肢5. A:つながっている  B:不登校

この選択肢が正解です。

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