保育士 過去問
令和6年(2024年)前期
問46 (子ども家庭福祉 問6)

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問題

保育士試験 令和6年(2024年)前期 問46(子ども家庭福祉 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、子ども家庭福祉の専門職についての記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  家庭相談員は、福祉事務所の家庭児童相談室に配置されている。
B  母子・父子自立支援員は、配偶者のない者で現に児童を扶養しているもの及び寡婦に対して、相談に応じている。
C  児童委員は、児童相談所に配置され、子どもの保護や福祉に関する相談に応じている。
D  児童福祉司は、精神保健福祉士や公認心理師からも任用することができる。
  • A:○  B:○  C:×  D:○
  • A:○  B:×  C:○  D:○
  • A:○  B:×  C:×  D:○
  • A:×  B:○  C:○  D:×
  • A:×  B:×  C:○  D:○

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この過去問の解説 (3件)

01

A:○ 

家庭相談員は福祉事務所の家庭児童相談室に配置される専門職です。

子どもたちが安全で健全な環境で成長できるよう、家庭や学校、地域社会と連携して支援を行います。

 

B:○

母子・父子自立支援員はひとり親家庭及び寡婦を支援する専門職です。

ひとり親家庭等の自立を総合的に支援するため、関係機関と密接に連携しながら活動します。


C:×

児童委員は市町村の区域に置かれ、地域の子どもたちを見守り、相談・援助等を行います。

児童相談所に配置されるという記述は不適切です。

 

D:○

児童福祉司は児童相談所に所属する専門職で、増加する児童虐待などの社会問題に対応する重要な役割を担っています。

精神保健福祉士公認心理師からも任用できるという記述は正しいです。

 

したがって、正しい組み合わせは

「A:○  B:○  C:×  D:○」です。

選択肢1. A:○  B:○  C:×  D:○

この選択肢が正解です。

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02

それぞれの専門職の所属についてはしっかりと理解しておきましょう。

選択肢1. A:○  B:○  C:×  D:○

A:○ 家庭相談員は、家庭児童相談室に配置され、子育てや保護者の相談など、関係機関とも連携して支援をしていきます。

 

B:○ 母子・父子自立支援員は、ひとり親家庭の自立に向けた支援や相談を行っています。

 

C:× 児童委員は、児童相談所に配置はされてはいませんが、地域住民による子どもや家庭の見守り、相談等を行っています。

 

D:○ 児童福祉司は、児童相談所に勤務し、児童虐待や家庭問題など保護の必要性の有無を判断します。精神保健福祉士や公認心理師からも任用することができます。

 

以上のことからこの選択肢は正答です。

まとめ

子ども家庭福祉の専門職にはどのような職種があるか学んでおきましょう。

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03

児童福祉の現場では、家庭相談員・母子・父子自立支援員・児童委員・児童福祉司など、多様な専門職がそれぞれの役割を担い、子どもとその家族の支援に取り組んでいます。法律や制度に基づき、どの職種がどの機関に配置され、どれだけの専門性が求められているのか、正しく理解することがポイントです。

選択肢1. A:○  B:○  C:×  D:○

【正解】

 

A 家庭相談員は、福祉事務所の家庭児童相談室に配置されている。→ ○ 適切

福祉事務所に設置された 家庭児童相談室 に家庭相談員が配置されます。家庭児童福祉に関する専門的な相談指導を担う職種として設けられています。

 

B 母子・父子自立支援員は、配偶者のない者で現に児童を扶養している者及び寡婦に対して、相談に応じている。→ ○ 適切

母子・父子自立支援員は、配偶者のない者で現に児童を扶養している者および寡婦を対象に、生活全般の相談・自立支援を行う職種です。

 

C 児童委員は、児童相談所に配置され、子どもの保護や福祉に関する相談に応じている。→ × 不適切

児童委員は、市町村の区域に置かれる民間奉仕者であり、児童相談所ではなく、市町村により任命されます。児童相談所に配置されているわけではありません。

 

D 児童福祉司は、精神保健福祉士や公認心理師からも任用することができる。→ ○ 適切

児童福祉司は、公務員として任用され、精神保健福祉士や公認心理師を含む、福祉や心理学系の国家資格取得者などから任用可能です。

 

 

 

 

 

 

まとめ

それぞれの専門職の設置主体や資格要件を理解することが、児童福祉現場での適切な支援体制を理解する上で大切になります。

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