保育士 過去問
令和6年(2024年)後期
問107 (子どもの保健 問7)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

保育士試験 令和6年(2024年)後期 問107(子どもの保健 問7) (訂正依頼・報告はこちら)

次の(A)〜(D)にあてはまる語句の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

感染症の一つである( A )の初期は、高熱、咳、鼻水、結膜充血、目やに等の症状がみられる。発熱は一時期下降傾向を示すが、再び上昇し、この頃には口の中に( B )斑がみられる。その後、( C )や頸部に発疹が出現する。肺炎や脳炎を合併した場合、重症となる。主な感染経路は飛沫感染、接触感染及び( D )感染である。
  • A:麻疹  B:紅色  C:顔  D:経口
  • A:風疹  B:コプリック  C:手足  D:空気
  • A:麻疹  B:コプリック  C:顔  D:空気
  • A:風疹  B:紅色  C:手足  D:経口
  • A:風疹  B:コプリック  C:顔  D:経口

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

この問題では、麻疹(はしか)の症状と感染経路について、

おさえておくことがポイントです。

選択肢1. A:麻疹  B:紅色  C:顔  D:経口

誤答です。

 

紅色ではなく、白い斑点であるコプリック斑が表れます。

感染経路は経口ではなく、空気感染です。

 

よって、この選択肢は該当しません。

選択肢2. A:風疹  B:コプリック  C:手足  D:空気

誤答です。

 

風疹ではなく麻疹です。

 

よって、この選択肢は該当しません。

選択肢3. A:麻疹  B:コプリック  C:顔  D:空気

正答です。

 

発熱、目やに、咳の症状が初めにみられます。

接触・飛沫・空気を経由して感染します。

選択肢4. A:風疹  B:紅色  C:手足  D:経口

誤答です。

 

風疹ではなく麻疹です。

紅色ではなく白い斑点(コプリック斑)がでます。

顔や頸部に発疹がみられます。

経口感染ではなく空気感染です。

 

よって、この選択肢は該当しません。

選択肢5. A:風疹  B:コプリック  C:顔  D:経口

誤答です。

 

風疹ではなく麻疹です。

感染経路は空気感染です。

 

よって、この選択肢は該当しません。

まとめ

麻疹(はしか)とよく並んで出てくる病名が風疹です。

風疹は発熱と発疹の症状が同時にでます。麻疹より症状は軽いです。

感染経路は、接触感染と飛沫感染です。

 

麻疹と風疹の症状の違いをおさえ、

区別できるようにしておきましょう。

参考になった数17