保育士 過去問
令和6年(2024年)後期
問128 (子どもの食と栄養 問8)

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問題

保育士試験 令和6年(2024年)後期 問128(子どもの食と栄養 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「授乳・離乳の支援ガイド」(2019年厚生労働省)に示されている、摂食機能の目安に関する記述である。離乳初期(生後5~6か月頃)、離乳中期(生後7~8か月頃)、離乳後期(生後9~11か月頃)、離乳完了期(生後12~18か月頃)の順に並べた場合の正しい組み合わせを1つ選びなさい。

A  歯ぐきで潰すことが出来るようになる。
B  舌と上あごで潰していくことが出来るようになる。
C  歯を使うようになる。
D  口を閉じて取り込みや飲み込みが出来るようになる。
  • A → B → C → D
  • B → A → D → C
  • B → C → D → A
  • D → A → B → C
  • D → B → A → C

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この過去問の解説 (2件)

01

A 離乳後期(生後9~11か月頃)

離乳食は、歯茎でつぶせる固さのものを与えるようにしましょう。

 

B 離乳中期(生後7~8か月頃)

離乳食は、下でつぶせるくらいの固さのものを与えるようにしましょう。

 

C 離乳完了期(生後12~18か月頃)

歯が生えると、柔らかいものだけでなく、固形物も食べられるようになってきます。

 

D 離乳初期(生後5~6か月頃)

離乳食と同時にミルクや母乳なども一緒に与えます。

選択肢5. D → B → A → C

正しい組み合わせです。

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02

この問題では調理形態をおさえて、適切な選択肢を選べるようにしましょう。

 

時期別の調理形態として、

・離乳初期  なめらかな液状

・離乳中期  舌ですりつぶせる固さ

・離乳後期  歯茎ですりつぶせる固さ

・離乳完了期 歯茎で嚙める硬さ

液→舌→歯茎軟→歯茎の順番で覚えておきましょう。

 

A:離乳後期(生後9~11か月頃)

食事のリズムを安定させ、1日3食にしていきます。

鉄分が不足しやすい時期なので、肉や魚の赤身も取り入れることが望ましいです。

 

B:離乳中期(生後7~8か月頃)

いろいろな味や舌触りのものが食べられるよう、

食品の種類を増やしていきます。

 

C:離乳完了期(生後12~18か月頃)

手づかみで食べる姿を見守り、

自分で食べる楽しみを感じられるようにしていきます。

 

D:離乳初期(生後5~6か月頃)

子どもの様子を見ながら1日1さじずつ進めていきます。

卵はアレルギーが出る場合もあるため、卵黄から慣らしていきます。

選択肢5. D → B → A → C

正しいです。

まとめ

調理形態で摂取機能についてマスターしましょう。

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