保育士 過去問
令和6年(2024年)後期
問149 (保育実習理論 問9)

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問題

保育士試験 令和6年(2024年)後期 問149(保育実習理論 問9) (訂正依頼・報告はこちら)

次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
K保育士は、劇の背景として海を表現したいと考えています。模造紙一面を青のポスターカラーで着色しましたが、より海の雰囲気を出す為に、元の青の色味を変えて波模様を上塗りすることにしました。

【設問】
次のうち、色味を変える際の方法として、適切なものの組み合わせを1つ選びなさい。

A  色の彩度を上げるために、水で薄める。
B  色の彩度を下げるために、黒のポスターカラーを混ぜる。
C  色の彩度を下げるために、白のポスターカラーを混ぜる。
D  色の明度を下げるために、白のポスターカラーを混ぜる。
E  色の明度を上げるために、黒のポスターカラーを混ぜる。
  • A  C
  • A  D
  • B  C
  • C  D
  • C  E

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この過去問の解説 (2件)

01

この問題では、色の彩度と明度の違いを把握しておくことがポイントです。

 

彩度・・・色の鮮やかさのことです。

       白や黒、灰色(無彩色)を混ぜると彩度は下がります。

明度・・・色の明るさのことです。

           白みが多いほど上がり、黒みが多いほど下がります。

 

A:×

を混ぜると、彩度は下がります。

 

B:〇

を混ぜることで、彩度は下がります。

波の陰影を表現することができます。

 

C:〇

を混ぜることで、彩度は下がります。

海の光に反射した部分を表現することができます。

 

D:×

を混ぜると明度は上がります。

白みが多いほど、明るい青色になり、

スカイブルーや水色などの色を表現できます。

 

E:×

を混ぜると明度は下がります。

黒みが多いほど、深みのある青色になり、

藍色や紺色などの色を表現できます。

選択肢3. B  C

正しいです。

まとめ

色の彩度や明度を変えることで、動きのある絵が表現できます。

保育現場では、子どもと一緒に色を塗り、

クラスの作品として背景に取り入れることもあります。

参考になった数17

02

彩度は色の鮮やかさを、明度は色の明るさのことを指します。

 

A 不適切です。

水を混ぜると、彩度を下げることになります。

 

B 適切です。

黒のポスターカラーを混ぜることで彩度は下がります。

 

C  適切です。

白のポスターカラーを混ぜることで彩度を下げることが可能です。

 

D 不適切です。

白のポスターカラーを混ぜると、明度は上がります。

 

E 不適切です。

黒のポスターカラーを混ぜると、明度は下がります。

選択肢3. B  C

正しい組み合わせです。

参考になった数8